本部はグレー
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幸「よく写真を見て。 これは亜種よ」
炎を吐いている雪女の写真だった
菖「でも……強いかどうかは解りませんし……」モジモジ
幸「……貴方は馬鹿なの?」
それはお前だろ
幸「何故政府がc級の 普通の巫女にこんな強い亜種に妖怪退治を頼むか解ってる?」
菖「えっと……出世のためですか?」
幸「それはね、 多分この亜種が強すぎるか、s級の巫女にこの依頼を断られたから」
菖「……から?」ゴクッ
幸「私達c級の巫女に退治に行かせて、屍となった所を利用するのよ」
菖「どうやって利用するのですか?」
幸「巫女に行かせましたが、強すぎて手に負えません! だから機会を待って、妖怪が出ていくのを待ちましょうでしょう」
菖「えっ? どーいうことですか?」
幸「よーするに 私達が死んで、それを利用するって事。 本部が」
菖「えええええ?! なんのために?!」
幸「……多分本部の利益が少ないからじゃない? 謝恩金が」
菖「妖怪退治の本部って結構グレーな所もあるんですね……」
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