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夢のような物語に全俺が泣いた
ケイ・ウタル、一目惚れにつき
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「肌の接触……あ、朝の!
すみません!その…いきなり目の前に可憐な人が現れて…びっくりしたと言うかなんと言うか…」

「…………別に咎める事はしません。
ですから今後、私以外のエルフに会うことがあれば気を付けるように。
最悪その場で激情する者も居るかもしれませんから」

「すみません…気を付けます」

そうか…エルフの人は肌の接触を嫌うのか。
まぁ初対面で手を握られたら誰だって物申したくなるよな…。
でも…どうせなら心許せる間柄になりたいな…。

「待てコラァ!」

「?」「…」

ふと、路地裏の奥から怒鳴り声が聞こえてきた。

「行ってみましょう」

「了解です」

俺とリューさんは声のした方へと向かっていった。

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