永久滞在のアルファ
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贖罪では飽きたらないというのか。
それが酷だとか、不満だとか、言う資格はない。でも、俺は怖かった。このまままゆりの死を受け入れられず、未だに引きずっているまま娘と生活したら、どうなるか。良好な関係など、有り得ない。まゆりだと思って接してしまうと、俺は泣いてしまう。抑えられなくなってしまう。
俺は、深呼吸を繰り返す。落ち着こう。落ち着くんだ、俺。
これは、俺が選んだ選択なんだ。だからこの選択の中で二度と過ちをおかさないようにしていけばいい。そして、罪を償い続ければいい。それだけの、たったそれだけの話だ。
俺は涙をぬぐい、ドアを開けてるかの元へと戻った。るかの腕の中に抱かれているまゆりは、すぅすぅと静かに眠っていた。
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