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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico25リンドヴルム迎撃班〜The Temporary Extra Unit〜
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ると頭痛が起きるようで、シャマル先生からは無理に思い出させない方が良い、って厳命されてる。
そうしてみんなで朝食タイム。わたし達はダイニングテーブルとリビングテーブルに分かれて、「いただきます!」はやて作(リインはあくまで手伝い)の和食を美味しく頂く。
「美味しい! 噂には聞いてたけど、はやてって本当に料理が上手なのね!」
「卵焼きもオミソシルも美味しい! シグナムさん達は毎日、こんな美味しいご飯食べてるんだ〜。いいな〜、羨ましいなぁ〜」
「はやてさん。リインさん。とても美味しいです」
和食初挑戦のルミナとセレスとベッキー先輩からベタ褒めされたはやては「おおきにです♪」照れくさそうにはにかんだ。リインも「ありがとうですぅ♪」って満面の笑みを浮かべた。ようやく笑顔を見せてくれるようになったはやて。でも、それでもやっぱり器材に囲まれたベッドに横たわって、チューブや計測機器に繋がれたルシルを見ると涙を流しちゃう。
「あ、ジョン。あんた、またニンジンを残してるわね」
「にゃはは。好き嫌いは良くないよ、ジョン君」
「ニンジンがダメな人って本当に居るんだ〜」
「ジョンは男の子だよね。見て、ジョンより小さいリインだって好き嫌いなくお野菜たべてるよ」
リビングテーブルから聞こえてきたそんな話声。フェイトがリインを引き合いに出した。そんなリインは、グリーンピースに苦戦していて避けようとしてた。わたし達みんなの視線を一手に受けたリインは、「い、いただきますでうぅ・・・」泣く泣くグリーンピースを食べた。うん、えらい、えらい。
「お、偉いよ、リイン」
「そのまま苦手を克服しちまえ」
はやてとヴィータがリインの頭を撫でて褒める。シャマル先生も居ることが出来れば同じように褒めていたと思う。でもシャマル先生はルシルの治療に付きっきりだ。
「ほら、ジョン君。私を護ってくれるんだよね。だったら好き嫌いしないで、お野菜をたくさん食べて強くなってね」
「・・・う、うん・・・」
ジョンはフォークで突き刺したニンジンを少しの間にらめっこした後、パクっと食べた。すずか達が拍手して褒めると、「・・つよ・・くなる・・ぼく・・・」ジョンはそのまま野菜サラダを平らげた。
それからみんなで後片付けをして、そろそろアリサの家の車で登校しようかって時間になって・・・
「それじゃルミナ、セレス、ベッキー先輩」
「シグナム、ヴィータ、ザフィーラ、リイン」
ここ拠点にてジョンの護衛と留守番を担当するルミナ達に「あとはよろしく」ってお願いする。ルミナ達も「ん。任された」って思い思いに応えてくれた。
「ジョン君」
「すず・・・か・・・」
毎朝恒例ジョンの、すずか行かないで、が始まりそう。すずかが「
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