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大統領の日常
本編
第二十八話 ミステリーからのカオス
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「メインパネルに移せ!」
そこに移ったのは・・・・


子供だった。


「コラッ、画面ニ出ルンジャナイ」
「ゴメンナサーイ」
「マッタク・・・ア!スミマセンホッポチャンハイウコトヲ聞カナイモノデスカラ」
”そうですか、大変ですね”と答えそうになってあわてて口を噤んだ。
え?なになんなの?何この一般家庭の会話?オペレーターなんか口をあんぐりあけて唖然としているんだが。まぁいいや、とにかく話をしないと。
「こちらは民主共和制ロンディバルト帝国大統領、ペルシャール・ミーストだ。貴官の所属を聞きたい」
「ワタシタチハ人間ノ呼び方デ深海棲艦トヨバレル者ダ」
え?深海棲艦?まじで?え、敵じゃん。ハヤクウタナイトコロサレチャウヨ。
「全艦砲撃用意!!!」
「マ、マッテ!ハナシヲキイテ!!」
「・・・・よかろう」
危ない危ない。取り乱してしまったZE
「ワタシタチニ交戦ノ意志ハナイ」
「ではなぜ我々を包囲している」
「エット、逃ガサナイタメ?」
質問を質問で返すなよ・・・自分でやっておいて疑問系でいうなよ・・・
「・・・まぁいい、深海棲艦だったな。目的はなんだ?」
「・・・貴族ヲ滅ボスタメダヨ」
What!??
「ということは?同盟という形でいいのか?」
「チョット違ウカナ。アナタノ指揮下ニ入ル形デイイヨ」
深海棲艦って人間の敵じゃなかったっけ?なんで味方になってるの?よほど貴族に恨みでもあるのかな?
「・・・了解した。我が艦隊に同行せよ。なおそちらの指揮官と話がしたい」
「了解シタ。コレヨリ東西南北方面連合艦隊5万隻ハ貴艦隊ニ同行スル。ソチラニハ100隻ホドデ向カウ」
まじかよ・・・5万隻とかやばすぎるぞ・・・
そうだ。早く会談?の準備をしないと・・・


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