暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
天狼島編
ベストパートナー
[9/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
相方でいいから!!」
「あんた・・・さらっと失礼ね」

セシリーでいいからって・・・
シリルはなおも私に手を合わせてお願いしている。もう!

「わかったわよ。でも、約束して」
「何?」
「絶対、二人とも無事に帰ってきなさいよ!あんたたちがいなくなったら・・・私たち・・・」

私が顔を下げると、シリルは私の頭を撫でる。

「大丈夫!絶対に帰ってくるから」
「・・・約束よ」
「うん!」

シリルはそういって微笑んだ。でも・・・やっぱり止めた方が良かった気がするわ・・・すごく嫌な予感がするもの・・・

シリルside

シャルルの説得に成功したからな。俺のパートナーも決まった!!

「シリル?どうしたの?」

ルーシィさんが俺に声をかける。俺はルーシィさんたちの方を振り返る。

「協議の結果、俺のパートナーはセシリーに決まりました!!」
「「「「「「ええっ!?」」」」」」

俺のパートナーにその場にいた全員が驚く。どうした?

「本気か!?バトルになったらどうする気だお前!!」
「いくらなんでも無謀すぎない!?」

グレイさんとリサーナさんが心配そうに言う。そんなこと言われてもねぇ・・・

「いや、もう決めたので。よろしく!!セシリー!!」
「うん!!絶対シリルをS級にするからね〜!!」

俺たちはガッチリと握手する。ウェンディとペアを組めなかったのは残念だけど、俺とセシリーのコンビネーションもそれなりだからな!きっと大丈夫なはずだぜ!!
その後、他の出場者たちもほとんどがパートナーを決め終えていた。
しばらくして、外が暗くなってきたので、俺たちは家に帰ることにした。














帰り道・・・

「シリル・・・頑張ってね?」
「もちろん!S級になって帰ってくるから!!」

俺はウェンディたちをフェアリーヒルズに送り届けるために一緒に帰っている。
S級試験に受かる気もしないけど、やるだけやってやるぜ!!

「・・・」
「どうしたの?シャルル」
「朝からずっと静かだね〜」
「ちょっとね。なんか嫌な予感がするの・・・この試験とか言う奴」

シャルルはウェンディに抱えられながら、ずっと暗い顔をしている。まだ気にしてるのか。

「例の予知で見たんだって。俺たちも気をつけるからさ」
「ウェンディ、あんたは絶対に出ちゃダメよ」
「私なんかパートナーにする人いないし、大丈夫だよ」
「それはどうかな?天空の巫女」

俺たちの後ろから声が聞こえ、振り返る。

「えーと・・・あなたは?」
「俺はメスト。ミストガンの弟子だった」
「「ミストガンの弟子!?」」

俺とウェンディはメストさんにそういわれ、驚く。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ