天狼島編
ベストパートナー
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つぐらいの未来なら見えるの〜?」
「そうね〜・・・」
シャルルは辺りを見回す。さて、お手並み拝見といきますか。
「たとえばそこに、マカオがいるでしょ?もうすぐワカバが来て、“ギルドの若者について”会話が始まるわ」
俺たちはマカオさんに視線を集中させる。本当にそんなこと起きるのかな?
「よぉ、マカオ」
「おう」
マカオさんにワカバさんが近づいてくる。本当に来た!!
「今年もこの時期が来たね〜」
「懐かしいもんだなぁ」
「俺らも若ぇ頃はなぁ・・・」
「燃えてた時もあったよなぁ・・・」
おお!!この流れはもしかして!
「今の若ぇもんすげぇよ実際。ケツとか」
「ケツかよ!!」
「あれ?お前チチは?」
え?なんか会話の内容が予想してたのと少し違うような・・・
「俺ぁ、ガキいんだぞ!若ぇ女のケツ見たってよぉ」
「足ならどうだ?」
「そ・・・そりゃあがぶりつきてぇ!!つか踏まれてぇ!!」
「「だはははは!!」
二人のとんでもなくおじさんのみたいな会話を聞いた俺たちは・・・
「すご〜い!」
「本当に当たった!!」
「会話の内容はひどいもんですけどね」
「おじさんたちの会話だったね」
ウェンディとリサーナさんはシャルルの予言が当たったことに感心し、俺とセシリーはマカオさんたちの会話に呆れる。
「こんなの予知しても仕方ないけどね」
「でもすごいよシャルル」
「うん、うん!」
「それに・・・まだ完全にはコントロールできないの」
シャルルは少し残念そうな顔をする。
「でもさぁ、これが完全にコントロールできたらすごいよな!」
「だよね〜!!」
俺とセシリーはそう言う。シャルルが未来をいつでも見れたら、作戦とかも立てやすいしな。仕事も簡単にできるぞ!!
その後も俺たちは色々とおしゃべりをしていた。だけど・・・さっきのナツさんたちはなんだったのかな?すげぇ気になる・・・
翌日・・・
俺たちは今ギルドに集まってるんだけど・・・なんだかとっても人が多いような・・・あんまり見たことない人もいるし。
「なんか人口密度高いね」
「マスターから何か重大発表があるんだって」
「重大発表ってなんだろうね〜?」
「興味ないわ」
俺たちは周りを見ながらそんな話をしている。ナツさんがソワソワしてるけど・・・いや、昨日進んで仕事に行ってた人たちはみんなソワソワしてるなぁ・・・何か関係があるのかな?
しばらくすると、ステージ上に垂れ下がっていたカーテンが上がっていく。そして、見えてきたステージの上にいたのは、マスター、エルザさん、ミラさん、ギルダーツさんの四人
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