天狼島編
ベストパートナー
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妖精の尻尾にて・・・シリルside
「仕事仕事〜!!」
「あいさー!!」
「ちょっと!?仕事ならあたしも・・・」
「悪ぃ!!この時期は一人で行くんだ!!」
「帰ってきたら遊んであげるね」
なんだか、最近ギルドが騒がしいなぁ・・・ナツさんもルーシィさんとチームを組んでるはずなのに、ハッピーと二人で行こうとするし。
すると、ナツさんがグレイさんとぶつかった。
「前向いて走れよこのドタバタツンツン頭!」
「てめぇこそ邪魔なんだよムッツリパンツ!」
また二人は今日もケンカを始めるんですね・・・毎日毎日飽きませんね・・・
「二人ともケンカしてる時間あるの?」
「「は!?そういえば!!」」
ハッピーに言われると、二人はそのまま何事もなかったかのように離れていく。あれ?
ケンカしないのかな?
「どうしたのかな?」
「なんか変だよね?」
ウェンディも疑問に思ったらしく、俺たちはしばらく様子を伺うことにした。すると・・・おかしいのは二人だけではない。
「仕事仕事ー!!僕はこれ行くから!」
「私はこの仕事ね!!」
「おい、てめぇ!その仕事は俺が先に・・・」
「知るかよ!取ったもん勝ちだ!!」
「「チームシャドウ・ギアはこの時期解散だ!!」」
皆さんカウンターの前で次々とミラさんにクエストを発注していく。
「なんか、皆さんすごいね」
「どうしたのかしらね」
「帰ってきたと思ったらすぐに仕事にいくもんね〜」
「家賃でもやばいのかな?」
「あ!もうそんな時期なんだ!!」
リサーナさんが何か気づいたような反応をする。そんな時期?
「一体何のことですか?」
「直にわかるわよ」
「「「「?」」」」
俺たちはリサーナさんにはぶらかされてしまった。しかし・・・一体なんなんだろう?
「そんなことより・・・私、予知能力が使えるようになってきたの」
「「「「予知能力?」」」」
シャルルに言われて、俺とウェンディ、セシリーとリサーナさんは驚く。
「そ。女王がいってたでしょ?私には未来を予知する力があるって」
確かにそんなこと言ってたなぁ。でも親子ってことは気づかないのね。
「意識するようになってから、少しだけコントロールできるようになったの」
「すごいねシャルル!!」
「未来が見えるなんていいな〜」
「便利そうだね」
ウェンディとセシリーと俺はシャルルの言ったことに感心する。未来が見えたら色々と楽そうだな。
「ねぇ、私将来誰のお嫁さんになるの?」
「そんなに先の未来を見るのは無理」
リサーナさんの質問にシャルルはあっさりと答える。ていうかリサーナさんもすごいこと聞くなぁ。
「じゃあさ〜・・・い
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