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大統領の日常
本編
第二十六話 艦娘たちとの会話「提督は・・・提督じゃないですか・・・・?」
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わけじゃありません」
「ってことは乗員がいるのか?」
「乗員といいますか・・・その妖精さんですね」
やっぱりか。
「実際に会うこととかは可能かな?」
「かまいませんよ。別に神秘的な何かとかではないので誰にでも見えるはずです」
そういうと霧島は手を2回叩いた。するとテーブルの上にポンッという音を立てて妖精さんが姿を現した。
「へぇ、これが妖精さんなのか」
見たところ大きさは40センチぐらいか。頭が大きく、バランス的に大丈夫なのかと思う大きさだ。
俺がじっくりとみていると妖精さんがこっちを向いた。
「よぉ、あんたがうちらの提督さんかい。若いなぁ」
しゃべるんだね。口調が完璧に居酒屋やってるおじさんだ。この体と声のせいでとてもシュールだ。

俺が驚いていると霧島が再び話し始めた。
「この妖精さんは主砲部妖精さんです。他にも機関部妖精さんや航空部妖精さん、陸戦妖精さん、整備妖精さんなどがいます」
「結構種類があるんだな」
整備妖精っていったけど建造とかもできるのかな。
「種類があるんだな。ちなみに建造や開発をする妖精さんは?」
「工廠で仕事をする妖精さんをまとめて整備妖精と言っていますから建造や開発は整備妖精さんがしてくれますよ」
キタ――(゚∀゚)――!!
これで建造とか開発とかできる可能性が一気に上がった!
あ、もちろん捨て艦とかとして運用するわけじゃないよ?ちゃんと大事に使いますからね?
「ということは建造や開発なんかはできるのか」
「それをするにはまず工廠を建設しないといけません」
「今ある工廠じゃだめなのか?」
「人間の大きさのものをどうやって40センチの妖精さんが使うんですか?」
あ、そっか。考えてみればそうだったな。
「そうだったな。じゃあ今度帰ってたらさっそく作るか。建設に必要な資材とかってあるのかな?」
「主に鋼材やボーキサイトを使用しますね」
「ならたくさんあるから問題ないな」
帰ったらさっそく立ててもらうか。そして建造や開発をたくさんして・・・ふふふふh・・・。
霧島は妖精さんを何処かへ収納すると長門のほうを見た。長門もそれに気づいて軽くうなずいた。

「じゃあ提督、次は私から話をしよう」
「ああ、頼むよ」
「まず、なぜこの世界に来たか、という質問だが、これには私たちもこたえることが出来ない」
え?どういうこと?
「なぜだ?」
俺がそう言うと榛名が話し始めた。
「私たちもよくわからないんです。その日普通に生活しているといきなり意識が消えて」
「いつの間にか艦橋にいたネー」
金剛が続いた。普通に生活していたらいつの間にかこの世界にいた、よくある話だな。
「ってことは原因不明、ってことか」
「そういうことだな」
あまり深く考える必要もないか。
「じゃあもう一つ
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