生命を消す者
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ドの人たちを見てなんか驚いてるなぁ。ギルドは初めてだからかな?
「リサーナ!」
すると、リサーナさんにマスターが近づいてくる。
「あ!マスター!!」
「信じておったぁ」
「え?」
マスターの言葉に、リサーナさんは困惑する。
「ギルドで育った者は、皆ギルドの子じゃ」
「っ!!」
「子を心配しない親がどこにいる?そして子を信じない親がどこにいる?事情は後で、ゆっくり話してくれればよい。ナツたちもな」
「ああ、じっちゃん!!」
「とにかく、よう帰ってきた」
マスター・・・いいこと言いますね。
「マスター・・・帰ってきたんだよね・・・私・・・帰ってきたんだよね?」
「そうじゃよ。ここはいつでも、お前の家じゃ。
おかえり、リサーナ」
「「「「「「「「「「おかえりー!!リサーナ!!」」」」」」」」」」
みんなにそう言われ、リサーナさんは泣いてしまう。
「ただいま!!」
「ごぱっ!!」
リサーナさんは嬉しさのあまり、マスターに飛び付く。マスターはその勢いで、柱にぶつかってしまった。
「ひー!!マスターが!!」
「リサーナさん!!落ち着いて!!」
ルーシィさんとウェンディがあまりのことに驚愕している。けど・・・リサーナさんは全然気づいてないな。
リサーナさんは号泣しながらマスターに頬擦りしている。
「す・・・好きなだけ泣け。宴の前にな・・・」
リサーナさんはしばらくそのまま、マスターの胸の中で泣いていました。
「「「「「「「「「「かんぱ〜い!!」」」」」」」」」」
「おかわりの方はいますキナ?」
「キナナちゃ〜ん!!」
「こっちも頼むわ〜!!」
「一緒に騒ごうよ〜!!」
リサーナさんが泣き止んだあと、ギルドでは大宴会が始まった。
「なんかギルドも変わってるし、ミラ姉も雰囲気変わってるけど」
「そう?」
ミラさんは昔、“魔人ミラジェーン”って言われてたらしいですからね。昔のミラさんを逆に見てみたいなぁ・・・エドラスだとこっちと変わんなかったからなぁ。
「やっぱり妖精の尻尾は妖精の尻尾だね」
「リサーナ」
リサーナさんを呼ぶ声が聞こえ、リサーナさんはそちらを向く。
「めでてぇ日だぜベイビー」
「本当に無事でよかった」
「おかえり、リサーナ」
リサーナさんのことを呼んだのは、フリードさん、ビッグスローさん、エバーグリーンさんだった。
「雷神衆!!ギルドにいるなんて珍しいね」
「あ〜ら、そんなことないわよ。だって私こそが妖精ですもの!」
「何か髪型変わってる!?」
ルーシィさんの突っ込
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