生命を消す者
[5/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
エドラス王都にて・・・
「てなわけで・・・引っ越し終了!!」
「「「「「「「「「「おつかれっした〜・・・」」」」」」」」」」
エドラスの妖精の尻尾の男性陣は、ギルドを王都まで引っ張ったことにより、疲れて伸びていた。
「なんだありゃ?」
「建物が移動してきたぞ」
「おい、あのマークひょっとして・・・」
ギルドが移動してきたことに驚いた住民たちは、みんなして妖精の尻尾の方を見る。
「王都の皆さ〜ん」
「「私たちは妖精の尻尾」」
「よろずトラブル解決しますわ〜」
「金額は応相談」
「今なら新装オープン記念で格安!」
「よろしくー!!」
女性陣は営業スマイルで王都の人たちに呼び掛ける。
「おお、そりゃあ助かる!」
「大魔王に屋根壊されちゃってさぁ、直してくれる?」
「レンガ数が足りねぇんだ。レンガを焼くの手伝ってくれる?」
「「「「「「「「「「喜んで〜!!」」」」」」」」」」
次々と殺到する依頼に、女性陣は笑顔で答える。だが、それを聞いた男性陣は・・・
「屋根直せとか言ってんぞ・・・」
「レンガを焼けってのもあんぞ・・・」
「鬼だ・・・」
青ざめていた。
「さぁ!!稼げ!!」
「「「「「「「「「「惨すぎる〜!!」」」」」」」」」」
男性陣はあまりの人使いの荒さに、涙を流していた。
「よし!!じゃあやるぞ!!」
「「「「「「「「「「て!!お前はいつのまに来たーー!?」」」」」」」」」」
一人だけ遅れて現れたシリルに、思わず突っ込む妖精の尻尾。結局、男性陣は動けなくなるまで働かされた・・・哀れ・・・
一方、アースランドのマグノリアでは・・・シリルside
「ま・・・マジかよ・・・」
「おめぇ・・・生きてたんか?」
皆さん、リサーナさんを見て騒然とする。そりゃそうだよね。俺たちも驚いたんだから。
「うん」
リサーナさんがうなずくと、
「「「「「「「「「「リサーナ!!」」」」」」」」」」
「汚ねぇ手で触んな!!」
それを見たギルドの皆さんがリサーナさんに抱きつこうとし、エルフマンさんに殴り飛ばされる。まぁ、普通そうなりますよね〜。
「よかった〜。ギルドがちゃんと元のままで」
「なるほど。アニマのことも全く知らねぇようだしな」
「とにかく、無事で何よりだ」
「イカれてるぜ」
「これが魔導士ギルド・・・」
ルーシィさんたちは、ギルドが何ともなってなくてひと安心のようだ。
リリーはギル
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ