リサーナ
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し、アニマが逆展開されたことにより、体内に魔力を持つリサーナさんも当然吸い込まれ、アースランドに帰ってきたらしい。
「というわけなの・・・」
「んじゃ、行くぞ、リサーナ」
「え?」
ナツさんはリサーナさんの手をつかむ。
「ナツ?どこに?」
「こっちのミラとエルフマンのところだ!!二人を悲しませるなって、向こうの二人に言われたんだろ?」
「・・・うん!」
二人はそういって走りだし、俺たちもあとを追う。
カルディア大聖堂にて・・・
ミラさんとエルフマンさんは、リサーナさんのお墓の前にいた。
「姉ちゃん・・・そろそろ行こう」
「もう少し・・・」
二人はお墓の前に無言でいる。そこに、
「ミラ姉〜!!エルフ兄ちゃーん!!」
「「!!」」
二人はリサーナさんの声が聞こえ、後ろを振り返る。そこには、リサーナさんがいて、エルフマンさんは驚きのあまり傘を落とす。
リサーナさんは笑顔で、涙を流しながら二人に走っていく。
俺たちはそれを静かに見守る。
「ウソ・・・リサーナ・・・」
二人は信じられないといった表情で、涙を流す。リサーナさんは、ミラさんに抱きつく。
「ただいま」
リサーナさんはそう言い、エルフマンさんは二人を包み込むように抱き締める。
「おかえりなさい」
俺たちはその光景を見て、思わず涙を流した。
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