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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
プロローグ
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れたものだから」
「その為に大悟とデモンストレーションって訳ね。随分な自信じゃない」
「まあそれでバリアアーマーの性能が良かったらいずれは標準装備になるんじゃないかな?」
「私は要らないけどね」
「………確かに。加奈の守りは魔導師1だからね」
「まあね」

と得意気に言う加奈。
加奈は今、エリートが多く通う訓練校に通っている。
その訓練校は大悟の部隊長の推薦で入り、その訓練校でトップの成績を残している。

本人は大悟と同じ武装隊志望だが、望めばはやて並みの出世を狙える事も出来るほどである。

「まあ期待してるわ、頑張れエース・オブ・エース」
「………うん」









『それでは、エース・オブ・エース神崎大悟一等空尉対ソール・マーチス一等陸尉のエキシビジョンマッチを始めます!!』

当日、管理局本局で開催された式典のプログラムの1つとしてバリアアーマーとの模擬戦を行うことになっている。
会場はサッカー場みたいに客席で囲まれた場所で良く教導で教えるのに使ったりする場所でもある。

「それじゃあよろしくな、エース」

既にアーマーを展開しているソール。
嫌な笑みを浮かべながら大悟にそう言った。

「………よろしくお願いします、ソール一等陸尉」

彼等陸の部隊は海の魔導師を快く思っていない。ソール一等陸尉は陸でも珍しいAAランクの魔導師だ。
大悟は海では無く、本局勤めの魔導師だが、ソールは過去に本局で働いていたのだが不祥事を起こし、陸に左遷された経歴があり、海だけでなく、本局の魔導師も毛嫌いしていると聞いた事がある。

バリアアーマーを手にし、一矢報いるつもりなんだと思うけど………

「ジルディス、リミッター」
『イエス、マスター』

今回はちょっと変わった戦いかたをさせてもらうよ。








「なっ、リミッター!?魔力ランクA!?」

ソール陸尉も驚いているけど会場の雰囲気が一変した。
先程盛り上がっていたのにざわざわと話す声がこっちにも聞こえてくる。

『神崎一等空尉!貴様、真面目にやりたまえ!!』
「いたって真面目ですよ。いいから始めましょう」
『なっ!?』

大悟の真面目な態度に怒鳴ってきた本局のお偉いさんが黙ってしまった。

『良いよ、君の好きに戦いなさい。だけど負けたときは………分かっているね?』
「ええ、分かってます元帥」
『と、言うことだ諸君!さあ、エキシビジョンマッチを始めよう!!』

ヴェリエ元帥の言葉で再び会場に熱気が戻ってきた。

「………舐めたもんだな本局のエリートはそんなに優秀なのか?」
「これは自分に対しての試練みたいなものだよ。もう負けない為に、大事な物を守るために」
「何言っ
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