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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
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った!私の取っておき、翠屋の特製バームクーヘンだね!!」
「あのさ、先ずは人の話を聞こうか?」
「ふぇ?」
「てか何でそんなにお菓子持ってるんだ明人………」
「僕が知るわけ無いだろう………」
「何を話してるの2人共………?」
「何でそんなにお菓子持ってるんだ?むしろそんな小さなバックに入るのか?」
「私のは四次元バックなんです」
自身満々に言う植川だったが、にわかに信じられない話である。
「どれどれ………」
そう言ってバックの中を見ようとする明人。
「駄目だよ、乙女のバックを覗こうとするなんて」
「あっ、ごめん………」
そう言って取り上げてしまった。
でも一瞬見えてしまった。
無限に広がる闇を………
と、とにかく見なかった事にしよう。
「つうか桐谷、いつまで話してんだよ………」
「また荒れそうだね加藤家」
桐谷の家の事情を知っている明人は拝むように桐谷を見て呟いたのだった………
「レイーーー!!!」
「ぐあっ!?」
放課後、荷物をまとめ、明人と桐谷と共に教室を出ようとしたらいきなりライが俺に向かって飛んできた。
高校生になって身長もスタイルもますます大人になっていくライ達。
当然不意打ちにしっかり耐え切れる訳も無く………
「こ、腰が………」
「一緒に帰ろ!!」
「ら、ライちゃん、零治の腰がヤバイくらい曲がってる!!」
「それでまだ平気なのが零治だな」
「いや、関心してる場合じゃないだろ桐谷………」
「ら、ライ一旦離れてくれ………」
平気だと桐谷は言ったが、結構そうでもない………
「え〜僕は全然気にしないのに………」
「我らが困るんだ馬鹿者!」
「あたっ!?」
そんなライを引き離す夜美。
その隣には星とフェリアもいた。
「星、翠屋のバイトは無いのか?」
「ええ、今日は休みです。レイこそ、今日は道場で訓練じゃありませんか?」
「まあそうだけどいつも通り夜からさ。だから………どうすっかな?」
「俺はさっさと帰るな。ノーヴェと夕飯の買出し行く約束してるからな」
「………」
そう言ってさっさと帰ろうとする桐谷。
最近ノーヴェと共に居ることが多くなってきた。
「フェリア、良いのですか?」
「わ、私は………」
「今のままじゃ確実にノーヴェに負けるぞ。それにギンガもよく連絡してるみたいで、フェリアだけがとり残されているのだぞ………?」
また何やら星と夜美はフェリアにこそこそ話しかけている。
………一体何の話なんだよ?
「頑張れフェリア」
「我等はフェリアの味方だ」
「………分かった。桐谷、私も行きたいのだが良いか?」
「フェリア?何か用があるのか?」
「いや、
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