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インフィニット・ストラトスGM〜天空を駆ける銀狼〜
突然の襲撃
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「今日はよろしくお願いします、一夏。そして、なんでその人が居るんですか?」
「……すまん」
「いやーん。邪険に扱わないでくださいの、那珂様」
「…………。さぁ、模擬戦を始めましよう。一夏はあっちで私はこっちからスタートとします」
私と一夏はそれぞれのスタート位置に立つと始める。この模擬戦は週に三回行われている。千冬お姉ちゃんは【清風明月】を頼りにしてる私の戦い方を危険に感じて、この模擬戦をもう数回している。模擬戦は私が対戦したい相手にお願いするというスタンスで模擬戦で勝負がついたら報告をしに千冬お姉ちゃんに会いに行く。で、今日の対戦相手は一夏というわけだ。
「じゃあ、お願いします。一夏」
「おう。任せろ」
???
「…………負けた。もう12回連敗中です」
「あと、ちょっとだったのにな〜」
「一夏があそこで【零落白夜】を使うから」
「俺のせいかよっ!?」
「そうです。全部全部、一夏が悪いんです」
「なんでだよっ!?」
頬を膨らませて、一夏を睨むが一夏は困ったような顔をしている。
「一夏のバカ〜、バカ〜。音さんとかにはすぐ負けるくせに〜」
「なんで、俺が攻められるだよっ!それに音さんって、誰だよ!?」
「音さんは鈴さんです」
「ややこしいわっ」
「あぁ、疲れたな。それより、一夏 ののさん知りません?」
「自由だな。おい」
一夏から離れて、辺りを見渡すが近くにいた筈の ののさんが見当たらない。
(先に寮に帰った?でも、ののさん あぁ見えて方向音痴ですからね……)
顎に手を当てて、考えていると足元に紙切れが落ちていることに気付く。開くと
『志真埜 雪乃は預かった。返して欲しければ、すぐ近くの廃墟まで来い。ただし、ただ一人でだ。もし、一人で来なかったらどうなるか分かるな?早優』
(早優?あの山吹色のISの少女か)
「一夏、急用を思い出しました。少し出てきます」
そう言って、立ち去ろうとするが一夏に腕を掴まれる。振り返ると一夏が変な顔をしていた。
「志真埜さんはどうするだよ?」
「そのうち帰ってきますよ」
「もっと、心配してやれよ。大事な友達なんだろ?」
「めんどくさい友達ですよ。……………でも、それ以上に大切な友達です。だから、助けてあげないと………」
「なんか、言ったか?優里?」
「一夏が鈍感さんで良かったって言ったんです。では、また。対戦お願いします」
一夏に頭を下げるとアリーナの出口に向かって走っていく。
「鈍感さんか……。俺が鈍感なら優里、お前は何なんだよ……」
そう呟いて残された織斑一夏は拳を握った。
???
「はぁ……はぁ……。着きました…
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