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ダンジョンに転生者が来るのは間違っているだろうか
帰還
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示を出す。

「それじゃ、料理は頼むよパディ」

「畏まりました」

「おっしゃ! こいつの飯ぁうめぇもんなぁ〜! うちに欲しいくらいだぜ」

「ハハ、あげないよ」

警備をしていてくれた【ウィザル・ファミリア】の面々を含めた、総勢十五人が【光明の館】へと入っていく。騒がしい声で俺達の帰還に気付いたのか、バルドル様が玄関まで迎えに来てくれていた。

「バルドル様、ただいま戻りました」

「うん、無事で何よりだ。 ウィザルの子も一緒に食べるんだろ? 歓迎するよ」

バベルでシャワーを軽く浴びてきたため、俺達はそのまま食堂へと向かう。
もうすでに作り始めているパディさんを、スウィードと、ヒルさんが手伝い、待つこと一時間。
ラッカルさん達と話している間に俺も配膳を手伝うことにした。
瞬く間に美味しそうな料理が並んでいき、席につく者達の目を奪っていく。

「……なぁ、パディよ。お前やっぱうちに来ねぇか?」

「こら、ラッカル。うちのライフラインを引き抜かないでよ」

ラッカルさんにジッと視線を向けたハーチェスさんに、わりぃわりぃ、と謝るラッカルさん。
だが、パディさんが抜けるなんてことになったらこのファミリアは壊滅といっていいだろう。
料理はだれがするか? 決まっている。嬉々としてリリアさんがやり始める。
そうなれば、俺達は死ぬ。いつか死ぬ。
考えただけでも恐ろしい話だ。

「それじゃ、みんな揃ったね」

奥に座ったバルドル様が全員が席についたことを確認し、うむ、と頷いた。

「では、いただきます」

その合図で、皆が一斉に食事を始める。
特にラッカルさんだが、食べ方が豪快だ。
こう、ガッツガッツという効果音が聞こえてきそうな様子だ。
「団長がすみません、いつも」と謝る他の団員に、眉を潜めて諦めたような顔をするパディさん。
俺も食いっぱぐれないように食事を進める。
両団長は食事を進めながら情報交換やこれからの予定などを話し、各団員同士も楽しく食事を続けていく。
あ、うちのバカ(エイモンドさん)がすみません


もうすぐ怪物祭(モンスターフィリア)だな、とかそんな話も出た。

結局、食事が終わってラッカルさん達が帰ったのは二時間後だった。


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スウィード・バルクマン

Lv1

力 I 82→H 111 耐久 I 86→H 121 器用 I 90→H 134 敏捷 I 71→H 103 魔力 I 0→I 0

スキル

【】

魔法

【】


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「……し、しししし式さんっ!!」

「お?
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