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大統領の日常
本編
第二十五話 報告とその後
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うことだ。だが・・同じ艦娘に銃口を向けるかもしれない・・・」
「・・・・」
「それに我々が始めたことにお前たちを巻き込みたくはない」
「・・・だが・・・」

「けど・・私たちにできることなら・・提督の役に立つならやるネ・・・」
「・・・いいのか?何度も言うが同じ艦娘を撃つことだってあるんだぞ」
「それでも・・・」
「・・・わかった・・・じゃあほかの艦娘の意見も聞いて・・・」
俺が言い終わる前に扉が勢いよく開いた。

「!?お前たち・・・」
そこにいたのは大和や赤城、加賀などここにいる艦娘全員だった。後ろのほうに榛名の姿もある。
「私の50cm砲で皆殺しにします」(大和
「さすがに頭にきました」(加賀
「一抗戦の誇りにかけて一人残らず消し去さってやりますね」(赤城
「翔鶴姉、さすがに頭に来たわ」(瑞鶴
「そうね瑞鶴、私も同じ気持ちよ」(翔鶴
「奴らをギッタギタに切り刻んでやる!」(天龍
「さすがに私も怒っちゃったわぁ〜」(龍田
「同じ艦娘として放っておくことはできないのです!」(電

「・・・いいのか。同じ艦娘に銃口を向けることに・・・」
そういいかけると加賀が口を開いた。
「これは私たちみんなで話した結果です。確か仲間に弓弾くのは辛いです。しかしこれ以上仲間が死ぬのを放っておくわけにはいきません」
・・・どうやら本気のようだな。
「わかった。これからはお前たちにも・・・戦ってもらう」
「だが、できる限り艦娘同士で戦うことのないようにする・・・」
俺がそう言うとみんなは傾くと
「「「狩りじゃぁ、久しぶりに狩りじゃぁ・・・」」」
「うちの提督は時々過激よねぇ」(龍田
「素敵なパーティー、しましょう?(どす黒い声で」(夕立
「さすがに気分が高揚します」(加賀
見ると金剛も
「私たちの力、見せてあげるネー」
とか言っている。
口々に言いながら部屋を出るとそのまま港に向かっていった。
「・・・え・・・このシーンは暗い空気で終わるんじゃないの?」
「狩りとかなんなの?時々過激だとか、俺そんなキャラじゃないよ?どこの武器商人の護衛ですか?」

てかこんなこと言ってる場合じゃない。早く追わなければ。

俺は港に停泊している、大統領座乗艦に向かって走った。


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