暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico24彼の居ない時間の中で・・・〜Sad days〜
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「「「アイリ!」」」『アイリちゃん!』
「大丈夫だよ、アイリは。だから心配しないでね。・・・シュヴァリエル。みんなに手を出したら許さないからね」
「判ってる。管理局員を殺す真似はしない」
アイリがシュヴァリエルの肩に座った。そしてシュヴァリエルは「さて。目的を果たすとするか」そう言って、なのは達――正確には少年へと歩き始めた。結局、私は何も出来なかった。自分がほとほと嫌になる。諦めかけたその時・・・
「時空管理局・特別技能捜査課所属、テレサ・テレメトリー一等空士!」
「同じく、トゥーリア・サクロス一等陸尉・・・!」
「「推参!」」
我々八神家とシャルロッテが所属する部署の先輩である、テレメトリーとサクロス一尉が空から降って来てシュヴァリエルと対峙。さらには武装隊十数人が、バインドで拘束しているリンドヴルム兵の側に転送されてきた。そしてルシリオンと主はやてとシャマルの元には、ベッキー・ペイロード陸曹長が現れた。
「新手かよ。面倒くさいな、おい」
「広域指名手配犯・シュヴァリエルを確認」
サクロス一尉の側に指名手配データが表示されたモニターが展開した。テレメトリーが「まさかリンドヴルムの騎士だったなんてね」と言い放ち、両腕を大きく左右に広げた。
――固有スキル・物質変換/レベル3――
テレメトリーの周辺の地面に大きな穴が幾つも生まれた。穿たれた地面だったモノは白い粒子となってテレメトリーの全身を覆い隠した。次にその姿を見せた時、テレメトリーは全身に白い装甲を纏った姿へと変身していた。以前、任務を共にした際に見た姿だ。確か、高速格闘戦用の軽量甲冑。背中や肘やくるぶしにブースターがあり、それを噴射させての高速移動、高速打撃を可能とする。
「来なさい。私のラブリー・フォース!」
――固有スキル・人形師――
サクロス一尉の号令の下、彼女の周囲に2m近い体長をした10体の動物のぬいぐるみが現れた。サクロス一尉の自作人形だ。猫や犬、ウサギに熊などなど。全てが二足歩行で、丸っこい両前脚をガツンガツンと打ちつけてシュヴァリエルを威嚇している。
「随分とファンシーな奴が出てきたな。しかも・・・魔導じゃないと来た。だが、魔道の敵じゃないんだよ・・・!」
「行きます!」
「みんな、テレサを援護!」
テレメトリーが背中のブースターを噴射させてシュヴァリエルへ突撃。大剣で迎撃に入るシュヴァリエルだったが、テレメトリーは肘とくるぶしのブースターを利用して、先の読みにくい回避を取り、なおかつ「鬱陶しい・・・!」奴の顔面に拳や蹴りを打ち込んでいく。そこにサクロス一尉のぬいぐるみ軍団が混ざり、シュヴァリエルは一方的に殴られっぱなしとなった。しかし・・・
「何コイツ! 全
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