暁 〜小説投稿サイト〜
異世界系暗殺者
球技大会の時間・1時間目(2016/03/30 一部修正)
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食付きっぷりが半端無い。目がケーキに代わってる。いや、似た様な存在としては倉橋もいるけど。彼女の場合、目に犬と猫の文字が浮かんでいる様に見える。

ちなみに、俺の迷演説で火が点いていない女子もいる。俺の彼女である有希子と真面目代表の片岡、寺坂グループの挟間だ。あれ?意外と少ない?

………まぁ、いいか。これで女子組の士気向上には成功した訳だし。片岡は女子組のリーダー的存在だから引き抜けないし、挟間も寺坂グループだから無理だろう。消去法で有希子に女子マネを頼むことになるな。


「取り敢えず、女子組の士気向上には成功した。あとの指揮は片岡、頑張ってくれ」
「えっ!?私任せなの!?」
「いや、だって女子側のリーダーポジって片岡っぽいし、俺より女子組それぞれ個性を理解してるだろ?」
「それはそうだけど。っていうか、あんな約束して大丈夫なの?」
「昨日の時点で俺の総資産は殺センセーの賞金100億を超えたから、ケーキの梯子で100万持って行かれても痛くも痒くもない。それに最低額200万最高額でも300万未満程度の額でE組ほぼ全員の士気を向上できるなら安いもんだ。
あっ、ちなみに有希子をこっちの女子マネとして引き抜かせて貰うから、その点は宜しく」
「え?私?」
「ああ。有希子が女子マネになってくれたら、俺も超やる気が出るし。他の男子も声援を送られたら、テンションあがると思うんだ。な?」


俺が男子一同に対して気軽に尋ねると、前原が代表して口を開いた。


「まぁ、神崎に応援されたら負ける訳にはいかないって気持ちにはなるな」
「っていうか、神崎さんだけに限らず、クラスの女子に応援されて見られてる前では負けられないよ」
「そんな訳だから、男子一同の士気向上の為にも一役頼む。このお礼は後日ちゃんとするから」
「……うん、わかった。殺センセー。私、野球側のマネージャーをします」


こんな感じでE組の士気向上と一部の役割が決定した。そして、俺達は男女に別れ、練習を始めた訳なんだが―――


「殺投手は300kmの球を投げ――」


男子側では、普通の打球や捕球練習かと思ったら、殺センセーがマッハ20の速度を活かした――


「殺内野手は分身で鉄壁の守備を敷き―――」


分身を使った殺センセー1人vsE組男子全員の超次元マッハ野球が始まった。


「殺捕手はささやき戦術で打者の集中を乱す!……裏山で神崎さんとキス未遂。青春してますね、イッキ君」


ってか、殺センセー!プライバシーって言葉知ってる!?あと、そのこと有希子に言ったりしたら、顔を赤くされながら銃を乱射される可能性があるからな!!

………と、こんな感じで男子ほぼ全員がある程度慣れるまでマッハ野球は続いた。で、慣れて一息入れ
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