40授業参観
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☆」
匙が注意を促すが、聞く耳を持たない
「何事ですか? サジ、問題は簡潔に解決しなさいといつも言って――」
ソーナさんはそこまで言いかけて、魔女っ子を見かけるなり、言葉を止めた。
「ソーナちゃん! 見つけた☆」
魔女っ子はソーナさんへ駆け出し前に立つ
「ああ、セラフォルーか。キミもここへ来てたんだな」
サーゼクスの言葉に疑問符を浮かべている祭とアーシア(ここで合流した)にリアスさんが言う。
「レヴィアタンさまよ」
ぽかんとしている祭にリアスさんはさらに説明する。
「あの方は現4大魔王のお1人、セラフォルー・レヴィアタンさま。そしてソーナのお姉さまよ」
「そうなんですか!?」
かなり驚いている祭
「セ、セラフォルーさま、お久しぶりです」
「あら、リアスちゃん☆ おひさ〜☆ 元気にしてましたか?」
「はい、お陰さまで。今日はソーナの授業参観に?」
「うん☆ソーナちゃんったら、酷いのよ。今日のこと、黙っていたんだから!もう!お姉ちゃん、ショックで天界に攻め込もうとしちゃったんだから☆」
それは勘弁して、ほしい
「はじめまして☆ 私、魔王セラフォルー・レヴィアタンです☆ 『レヴィアたん』って呼んでね☆」
ピースサインを横向きでチョキする、軽いノリの魔王レヴィアタン。
ピースサインを横向きでチョキする、軽いノリの魔王レヴィアタン。
「ねぇ、サーゼクスちゃん。この子がドライグくんなの?」
「そう、彼女が『赤い龍』を宿す者、だ」
レヴィアたんはこんどはもう1人の紅髪の男性に視線を向けた。
「あらあら、グレモリーのおじさま」
「ふむ。セラフォルー殿。これはまた奇抜な衣装ですな。いささか魔王としてはどうかと思いますが……」
「あら、おじさま☆ ご存じないのですか? いまこの国ではこれが流行りですのよ?」
うん。一部では流行だよ。ごく一部の会場とかでは。
「ほう、そうなのですか。これは私が無知だったようだ」
「ハハハハ、父上。信じてはなりませんよ」
レヴィアたんとリアスさんの親御さんのと会話に困惑する祭に、リアスさんは魔王のことを説明する。
「言いたくなかったけれど、現4大魔王さま方は、どなたもこんな感じなのよ。プライベート時、軽いのよ。酷いぐらいに」
ため息を吐きながらリアスさんは言う。
「ソーナちゃん、どうしたの? お顔が真っ赤ですよ? せっかくお姉さまである私との再会なのだから。もっと喜んでくれてもいいと思うよ? 『お姉さま!』『ソーたん!』って抱き合いながら百合百合な展開でもいいと思うのよ、お姉ちゃんは!」
ソーナさんは遺憾そうな表情で言う
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