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Dead!?お笑い部。
その4話 【悲報】ただの中学生だった俺がサイボーグの代わりとして絶対に勝てる勝負を言い渡す羽目になった
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か?」
「それは……ふっと、気のせいだっ、よ」
 ワインーに、はらりーと、白髪ー落ちるー
「……なぁ、致知羅土、っ」
「なんっ、だい?」
「勝負、しないか?」
「ルールっ、は?」
 そこで、規則正しい鍬の音が半分やみました。
「取り敢えず、俺の勝ち」
 その時、フッと地面に影がさしました。それも大きな。
 それだけならいつものことですが、地面が黒く塗られる時間が、異様に長いです。
「降るかな…………っ!?」
 空を見上げた辣地は、怪訝な表情をしました。
 それに釣られて私も空を見上げると、
 そこには大きなマンボウが浮かんでいました。
 ていきといーじー、強がる横文字ー
 私達がポカンと見つめていると、スルスルスルと、マンボウ型の何かからハシゴが降りてきました。
「誰か降りてくるのかな?」
 辣地がそう呟いたのを合図にしたかのように、人が降りてきました。
 その人は闇のように黒いタキシードとシルクハットを着ていて、辺りをゆっくりと見渡しています。
「……時差ボケしちまった。今昼だ」
 そう言うと、少し動きを止めて、
「……皆さん、あわてんぼうなサンタクロースからの、ささやかなクリスマスプレゼントです」
 ポケットから何かを取り出して地面に投げつけました。
 サッ!
 地面に突き刺さっているのは手紙でした。
 これが何なのか尋ねようと上を向くと、
 もうマンボウはいませんでした。
「この手紙、見たことあるぞ」
 米田君は手紙を軽く引き抜いてまじまじと観察を始めました。
「あ、これは、……あっ!」
 米田君ははっとした表情をした後、すぐに平静を取り繕いました。
「ききき気のせいだったタたたぜ。しし知らないなーあーなんだろーなーこの手紙ー」
「何か、隠し事かい?」
 撃栂校長が何かを感じてこちらに来ていました。
「ひぃエイエイエイエイえイエイエいエ」
 米田君はブレイクダンスでもできそうな位に手や体をブンブンと振った。
「ぼかぁ、嘘が嫌いなんだ。つかれる嘘も、される嘘も」
「いやいやいや、知りませんよぉ。俺」
「ふああ、じゃあ、君が正直者になるまではおじゃんだねあの話も」
「っえ!?ま、待って下さい!」
「んー?」
「くぅーっ、卑怯な……」
 米田君はプルプルと震えています。
 白色のーちゃんちゃんこー、子にぃ、帰るー
 私はその様子を見てフフッと微笑むと、鍬を大きく振り下ろしました。
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