第七章
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激しい攻防に入ります、そこで。
黄金バットは手にしている杖のダイアの部分をメンインブラックに向けてでした、衝撃波や雷を出してです。
攻撃をします、メンインブラックもです。
その両手の平を黄金バットに向けて突き出して。そして。
衝撃波と雷で、でした。
次々に攻撃します、二人は宙を舞いながら攻撃し夜空をそれぞれの攻撃で染め上げます。その激しい攻防の中で。
少しずつです、黄金バットは。
メンインブラックを追い詰めていっていました、そしてメンインブラックがです。
その全身に雷を落としてその雷を黄金バットに向けて放ったのをひらりとかわしてからです、右手に持っていた杖から。
これまで以上の衝撃波を出しました、それがです。
メインインブラックの胸を撃ちました、それを受けてです。
メンインブラックはまだ生きていました、ですが攻撃を止めて黄金バットに言いました。
「今回は私の負けだ」
「・・・・・・・・・」
「約束だ、スカイツリーは消さない」
こう言うのでした。
「去ろう」
そしてこうも言ってでした、メンインブラックはすっとです。瞬時に姿を消したのでした。後に残ったのは黄金バットだけでした。
それを見てです、皆は言いました。
「また黄金バットに助けてもらったな」
「そうだな、本当にな」
「今回もな」
「助けてもらったな」
こう言うのでした、そして総理もです。
ほっとした顔で、です。官僚の人達に言いました。
「また助けられたな、黄金バットに」
「そうですね、本当に」
「今回も助けてもらいました」
「何処からか出て来て誰もその正体を知らない」
「しかし我々の味方である彼に」
「そうだ、黄金バットに感謝しよう」
しみじみとしてです、総理は言うのでした。
そしてでした、世の人達も黄金バットに心から感謝するのでした。
「本当によくやってくれた」
「今回もな」
「黄金バット有り難う」
「心から感謝するよ」
皆で言うのでした、そしてでした。
黄金バットは皆の熱い感謝の言葉を受けてです、空から何処かに飛んで行きました。その後には夜空が、漆黒の夜空だけがありました。
第四話 完
2015・4・13
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