暁 〜小説投稿サイト〜
黄金バット第四話 メンインブラック来日
第六章

[8]前話 [2]次話
「そうか、噂は聞いている」
「・・・・・・・・・」
「悪と戦う日本の戦士、会いたいと思っていた」 
「?一体」
「何を言っているんだ?」
「黄金バットを見てか」
 その場にいる自衛隊の人達も警察の人達もです、そして実況を観ている誰もがです。驚いてこう言うのでした。
「彼と話をしているのか」
「そうなのか」
「しかしこれは」
「どういったことなんだ?」
「黄金バットが来た理由はわからないが」
 総理もここで言うのでした。
「しかし今はだ」
「はい、ここはですね」
「狙撃兵にですね」
「このまま」
「働いてもらう」
 こうしてでした、そのうえで。
 狙撃兵の人達にあらためてです、メンインブラックへの狙撃を行わせようとしました、ですがここでメンインブラックはまた黄金バットに言いました。
「貴様が来た理由はわかっている」
「・・・・・・・・・」
「私を止めに来たな、ならばだ」
 それがわかっているからだというのです。
「私と勝負するのだ、貴様が勝てば退こう」
「スカイツリーへの破壊を止めるのか」
「そうするというのか」
「その時は」
「今はっきり言ったな」
「ああ、言ったぞ」
 現場の人達も実況を観ている人達も言いました。
「間違いなくな」
「それじゃあ黄金バットが勝てば」
「スカイツリーは救われるんだな」
 このことをです、皆確かに聞きました。皆その聞いたことをわかってです。
 そしてでした、すぐに黄金バットに言うのでした。
「黄金バット頑張れ!」
「勝ってくれ!」
「メンインブラックをやっつけてくれ!」
「スカイツリーの為に!」
 大人も子供です、それこそ誰もがでした。黄金バットに叫びました。皆の声を受けた黄金バットはヘリの上からでした。
 宙に入りスカイツリーの上にいるメンインブラックに向かいました、まるでエイが海の中を優雅に泳ぐ様に。
 メンインブラックもです、その黄金バットにです。
 その場を駆って宙に舞いでした、空中戦に入りました。
 二人の怪人、いえ超人達は空中を飛びながらです、それぞれの杖と手から衝撃波や雷を出してなのでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ