DORAGON SENSE
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一方、エドシリルたちは・・・
「追い付いた!!王国軍だ!!」
「しかし・・・何て数だ」
「第二魔戦部隊が全員いるわけだからな」
「どうする!?」
エドシリルたちはようやくエクシードたちを魔水晶にしている王国軍に追い付く。しかし、王国軍とエドシリルたちでは明らかに数に差がありすぎた。だが・・・
「行くしかなかろう!!私たちがやらねば、エクシードがやられる!!」
「だな」
エルザの言葉にエドシリルがうなずく。しかし、その前に一匹のレギオンが立ちはだかる。
「待っていたぞ、スカーレット」
「!!」
そのレギオンに乗っているのは、妖精狩りのエルザ。その顔には、笑みがこぼれている。
「待っていた・・・だと?」
「・・・!!いかん!!」
エドシリルがエドエルザの言葉の意味を真っ先に理解するが時すでに遅し。エドシリルたちのレギオンは王国軍のレギオンに取り囲まれ、さらには下からそのレギオンを狙っている者たちもいる。
「まずい!!罠だ!!」
「伏兵!?」
ズドドドドドド
「グアアアア!!」
「うわぁ!!」
「きゃあ!!」
「くっ!!」
「レギぴょん!!」
「ああっ!!」
地上からの砲撃により、エドシリルたちは落下していく。
「確実に仕留めるんだ!!地上に降りるぞ!!」
王国軍は落ちていく者たちを追いかけていく。
「二人を持ち上げるのは無理だわ!!」
「すまねぇシャルル」
「レギぴょ〜ん・・・」
「お・・・おも・・・重たい〜!!」
「あたし一人なんだけど!!」
「俺たちも降りるぞ!!」
「うん!!」
シャルルはグレイとココの二人を持ち、ハッピーはルーシィ、セシリーはエドシリルを持っている。
シャルルとハッピーは定員オーバーだったのか、急速な落下をし、セシリーはエドシリルの指示により、ゆっくりと地上に降りていく。しかし、そこには一人、いるはずの者の姿がない。
「あれ?エルザは?」
その一人とはエルザ・スカーレット。そのエルザはというと・・・
ズギャッ
「うわぁ!」
「!!」
レギオンに乗っている兵を一人片付け、そのままエドエルザに斬りかかる。
「スカーレット!!」
「そろそろ決着を着けようか、ナイトウォーカー」
「全員地上に降りろ!!こいつは私一人でやる!!」
「「「「「はっ!!」」」」」
王国軍はそのまま地上に向かい、二人のエルザはレギオンから降り、エクスタリアに降り立つ。
「お前はエルザでありながら、妖精の尻尾を傷つけすぎた」
「お前もエルザでありながら、我が王に牙を剥いた」
二人はそれぞれ換装をし、互いを見据える。
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