終焉の竜鎖砲
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》を背中から出す。
「私は諦めない!絶対止めてやる!!」
「シャルルー!!」
シャルルは魔水晶がぶつかった方角に向かって飛んでいく。俺たちはその姿を見送る。見送るエクシードたちはみんな泣いていた。諦めかけた涙とシャルルの言葉に感銘を受けた涙が・・・
バサッ
「ぼきゅも行ってくるよ。だって、この国が大好きだから!!」
ナディもそう言い残してシャルルと同じ方角に飛んでいく。シャルル・・・それがお前の答えなんだな?
「だったら・・・俺たちも行くぞ!!ウェンディ!!セシリー!!」
「うん!!」
「僕だって!!絶対に自分の故郷を守ってみせるよ〜!!」
セシリーはそう言って俺の背中を掴む。問題は、ウェンディをどうするか・・・さすがにセシリー一人じゃ・・・
「じゃ、私がこの女の子を持つよ〜」
すると、ウェンディのことを茶色のエクシードが持ち上げる。もしかして・・・この人・・・
「あぁ!!さっき僕たちを助けてくれた〜!!」
「うん!!私もエクスタリアが大好きだから、一緒に止めにいくよ〜!!」
しゃべり方も見た目もセシリーにそっくりだ。これ絶対セシリーのお母さんだわ。
「行こう!!魔水晶を止めに!!」
「「「うん!!」」」
ウェンディの言葉に俺たちはうなずき、魔水晶へと向かう。すると、俺たちの後ろからたくさんの羽の音が聞こえる。
「俺たちだって・・・」
「絶対にエクスタリアを守るんだ!!」
「みんなで力を合わせれば!!」
「なんだってできるんだから!!」
エクシードたちは涙を拭いながら俺たちに付いてくる。
エクシード全員の思いが一つになった・・・俺たちは・・・絶対に魔水晶を止めてやる!!
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