36いのり、堕天使の総督と会う
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眼が襲来してきた。これは偶然で片付けられない現象だ。様々な力が入り混じり、うねりとなっているのだろう。そのうねりを加速度的に増しているのが楪いのりさんと楪真名さん━━━赤龍帝と白龍皇だと思うのだが」
そう言われると殴りたくなる……我慢!
「貴方が魔王か。初めまして私はゼノヴィアというものだ」
そう思っていると、緑色のメッシュを髪に入れた女子ーーゼノヴィアが会話に介入してきた。
「ご機嫌よう、ゼノヴィア。私はサーゼクス・ルシファー。リアスから報告を受けている。聖剣デュランダル使いが悪魔に転生し、我が妹の眷属となるとは……正直、耳を疑ったよ」
「私も悪魔になるとは思っていなかったよ。今まで葬ってきた側に転生するなんて、我ながら大胆な事をしたとたまに後悔している。ーーだが、これはこれで楽しい。新鮮な事が多いから
な」
楽しいんだ……アーシアと違ってダメージを食らってるのに?
「ハハハ、これは頼もしい。ゼノヴィア、転生したばかりで勝手がわからないかもしれないが、リアスの眷属としてグレモリーを支えて欲しい。よろしく頼むよ」
「ふむ……どこまでやれるか分からないが、やれるところまでやろう」
「ありがとう」
ゼノヴィアの言葉を聞いて、サーゼクスさんは微笑む。ゼノヴィアはそれに対して、少々気恥ずかしいのか?が少し赤かった。
「さて、これ以上難しい話をここでしても仕方がない。……しかし、人間界に来たとはいえ、今は夜中だ。こんな時間に宿泊施設は空いているだろうか……」
四大魔王ってみんなズレてる……そして、緩い…
「あ、それなら今日はうちに泊りませんか?」
突然ヤマトの声が聞こえる。本当にヤマトは面白い
続く
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