本編
第二十四話 驚き
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聞いたのですが、私たちと敵対関係にあるがるめちあす帝国という国では女性の兵隊はいないんだそうです。むさくるしそうですね。
ということはこの女の子は民間の人なんでしょうか。最後のページに写真がありますね。
って・・え・・・?
写真に写っている子って・・・・どこかで見た記憶のある・・・鎮守府で海外から派遣されたっていうドイツ艦・・・確か名前は・・・・
プリンツ・・・・プリンツ・・オイゲン・・・・
なんで・・・なんでここに・・・彼女は・・彼女は深海清鑑との戦闘中に行方不明になったはず・・・
私はお姉様に声をかけられるまでずっと固まっていた。
西暦2115年 10月 23日
ペルシャール・ミースト
鎮守府から30分ほど車に乗ると第一軍港に着いた。車酔いで吐きそうになったが何とか耐えられたぜ・・・
さてと、着いたはいいけど沈黙はどこにいるんだ?てか艦隊が軍港にいるからっていると決まったわけではなくね。少し考えればわかるはずだろ!おれってばかなの?死ぬの?
まぁいいやとりあえず聞いてみよう。ちょうど近くにいた兵士に聞いた。
「ちょっといいかな。第一艦隊第二分艦隊司令官のエルンスト・フォン・アイゼナッハ少将はいるかな」
「え・・あ・・えっと、今確認します!」
そういうと兵士は走って行った。
めっちゃぎこちなかったな。まぁあたりまえか。いきなり声をかけられたと思ったら大統領だったんだからな。俺だって同じ反応をするだろう。
5分ほどするとさっきとは違う兵士が来た。階級は中佐か。まぁ大統領の相手をするのに一兵士が行くのは失礼だと思ったのだろう。
「お待たせして申し訳ありません。アイゼナッハ少将の副官を務めているベーゼ中佐であります。閣下は現在打ち合わせのため203会議室においでであります。私がご案内いたします」
「いや、こちらも連絡なしでいきなり来たのだ。お詫びする」
「い、いえ、そのようなことはありません。お気になさらないでください」
「感謝する。では案内を頼む」
「はっ、こちらへどうぞ」
こいつもぎこちないな。まぁ大統領に謝罪されたんだからしょうがないか。でもよかった。ここまで来ていませんでしたじゃ落ち込むからな。よかったよかった。
そういえばアイゼナッハにあったらどう接すればいいんだ?”銀英伝のアイゼナッハさんですよね?”っていうか?論外だな。普通に”ちょっと会ってみたかったから”でいいか。そういえば俺の言葉にちゃんと答えてくれるかな。わけわからんジャスシャーしたりしないよな。でも家庭内ではちゃんと話してるとか原作で書いてあったし、大丈夫だろう。そういえば、あいつってこの世界でも沈黙提督とか言われてるのかな。いろいろと気になることが多すぎる。まぁ直接本人に聞けばいいか。
「
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