第23章;寄り道。 そして知らなかった真実。
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
第23章:決闘の後の寄り道。
・・・・慶との対決が終わり、久しく王国に顔だしてないの思い出した。
「なぁ。」
「ん?」
「凛の顔しばらく、見てないし少し寄ろう。」
言い出したのは隼人。
「そうだな。王国出てずーと顔見てないし寄る。」
「そうね。慌てることではないな。」
王国へ行くことにした一向。
その場所から、王国は直ぐそこだった。
凛は、来るのがわかっていたように待っていた。
「凛!!」
「あら。久々に顔みたわ。」
「・・・凛。」
「あら、しばらく見ない内に。凛々しい姿になったわね。」
「そう・・かな?」
凛と会うのは、数週間ぶり。
「寄り道ってとこかしら。」
「まぁ、そんなとこ。」
「まぁ、そんなとこ。顔見たかったし。」
どこか、凛を気にしていたのは隼人。
「そう。」
「修行は、付いて言っているのかしら?」
「ああ。」
「王女ー、最初はきつかったよー。」
「隼人はビシビシ叩かれたし。」
「おい、流星言うなよ〜」
「相変わらずね。隼人は」
「報告しないと、試練のことあるし。」
「試練?」
「洞窟の古龍を倒して来いって言うの。」
「それで?」
「慶が・・・、そこにいた。」
秦は、経緯を凛に話す。
慶が、伝説の槍を持っていたことも。そして、対峙してまた姿を消したことを。
「そう、槍を・・・もう一つの情報はまだわからないの?」
「まだ。」
「凛、その人がカギを握っているのことは間違えないんだな?」
「ええ。」
「ところで、秦よ。なんでその人のこと前から知っていたんだ?」
「ああ、俺が両親を亡くしたことを知っているよな。」
「ああ、出会って少し立って教えてくれたな。」
「幼いころに宗司様のとこに、俺は預けられた。」
「え?・・・・」
「俺は幼いころに、両親を亡くてから周りが誰もおらんのは・・・と見越したのか山小屋で、幼少期そこで過ごした。」
「秦、だから顔見知りだったのか。」
・・・秦は、そこに預けられて育ったこと、宗司のこと知っていたのはそういうことである。
「銃使いの師範って聞いて、もしやとすぐにピンっと来たのさ。」
「長話も、あれだ・・・・。山小屋に戻ろう・・。」
「そうだな。」
「んじゃ、報告に戻る。」
「ひとっ走りにゃぁ!」
「これ、雫。慌てなくても。。」
雫は、颯爽に駈け出した。
「んじゃ、凛行ってくるよ。」
「いってらしゃい。」
大半が駆け出した矢先。凛の呼び止めに答えた流星。
「あっちょっとまって。」
「ん?」
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ