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ソードアート・オンライン 〜黒の剣士と神速の剣士〜
SAO:アインクラッド
第6話 攻略会議
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アルゴが追いついた時に何故か後ろから飛び蹴りを喰らわされ、説教された。





広場には5分で着いた。
さすがにまだ誰も来ていなかった。

まぁあと5分もすれば集まりだすだろう。

「お姉ちゃん??」

どこに座ろうか探していたら後ろにいた槍使いの女の子がいきなり叫んで走り出した。
走って行った方を見ると槍使いの女の子と同じ薄水色の髪をした女の子がいた。

「サキ??」

薄水色の髪の女の子も叫び槍使いの女の子、サキに向かって走った。
サキは薄水色の髪の女の子に近ずくと飛びついた。
薄水色の髪の女の子はサキを受け止めるように抱きしめた。

「よかった〜、お姉ちゃん、生きてた〜」

「もう、心配したんだから」

2人は目に涙を浮かべながらずっと抱きしめていた。
俺たちはいきなりのことに訳が分からずただただ2人を見つめていた。




第3者side




「お2人さん、そろそろ離れた方がいいと思うぞ。人が集まりだしたからな」

カゲヤがそう言うと2人は慌てて離れ、恥ずかしそうに俯いた。

「それに会議があと少しで始まるから座っといた方がいいぞ」

そう言うとカゲヤは1番後ろの席に座った。
2人は少し間を空けて隣に座った。
アルゴはいつの間にか高い塀に腰掛けていた。

そういやアルゴがキリトも来るって言ってたな

カゲヤはそう思い周りを見渡す。
半分まで見た所でパン、パンと手を叩く音とともによく通る叫び声が広場に流れた。

「はーい!それじゃ、そろそろ始めさせてもらいます!」

堂々たる喋りの主は長身の各所に金属防具を煌めかせたソードマンだった。
男は広場中央にある噴水の縁に助走なしにひらりと飛び乗りこちらに振り向く。
その途端一部が小さくざわめいた。
理由はすぐにわかった。
それは男の容姿だ。
その男は何故、こんな奴がVRMMOをと思わずにはいられないレベルのイケメンだからだ。
だがざわめきなど気にも留めず爽やかな笑顔を浮かべて言った。

「今日は、オレの呼びかけに応じてくれてありがとう!知ってる人もいると思うけど改めて自己紹介しとくな!オレはディアベル、職業は気持ち的に騎士(ナイト)やってます!」

すると噴水の近くの一団がどっと沸き、口笛や拍手に混じって「ほんとは《勇者》って言いてーんだろ!」などという声が飛んだ。
SAOにはシステム的な《職》は存在しないが生産系などのスキルをメインにしている者は、《鍛冶屋》や《料理人》などの職名で呼ばれる場合があるが《騎士》や《勇者》という職はない。
だが、誰がどんな職名を名乗ろうとそれは個人の自由だ。
見ればディアベルは胸と肩、腕とすねをブロンズ系防具で覆い左腰には大振りの
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