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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
第二十話 東馬の過去、ミサキの前世
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「うん、あれ……?」
全は、いつの間にか起きていた。
「いつもは、もっと話をしていた筈なのに……」
そこまで言って気づいた。もう、自分は真耶に対して負の感情は持っていない。
彼女の行動は全て全の事を思っての事だったと知っているから。
最初に記憶を奪ったのだって全の事を思っての事。この世界に来てからの事だって一刻も早く力を蓄えて全の力になる為。
苦渋の決断だったのだろうが、それでも真耶はやった。
全ては、全の為に。
「感謝しても、したりないよな……」
全はこれから、真耶に対する態度を変えてみようかと考えた。
「痛っ……」
ベッドに手をかけると全の手に痛みが走る。
手のひらを見てみると、そこはひどく焼け爛れていた。
「ああ、やっぱりこうなってたか……」
何日かは包帯生活が続くな、とそんな事を考えながら全はベッドから起き上がりこれからどうしようかと思案するのだった。
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