シリルvs.シリル
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もに食らったはずなのに・・・」
「おいおい。まさか、あれで勝ったと思っていたのか?」
ブランドはそういって杖を振る。
「第一水魔法、濁流!!」
「「うわああああ!!」」
荒々しい大量の水に、俺とセシリーは飲み込まれてしまった。
その頃・・・ウェンディたちは・・・ウェンディside
「あ・・・あいつら・・・」
「確か堕天の・・・」
「人間までいる」
私たちのようやく、エクスタリアに到着しました。でも・・・本当に猫ばっかり・・・
「人間だ人間だー!!」
「うわぁ!初めて見た!!」
「何しに来たのかなぁ・・・?」
「どうなってるんだ?」
「堕天が・・・」
「人間を連れてきたぞ!」
みんな私を見て驚いたり怯えたりしている。人間を見るのが初めてみたい・・・だけど、今はそれどころじゃないの!!
「女王様に会わせてください。このエクスタリアに危険が迫っています」
私が女王様に会わせてほしいと言うと、みんなざわめいてしまう・・・
「どいてどいてー!!ぼきゅを通して!!」
「あ!ナディ様!!」
「ちょうど良いところへ!!」
猫たちの群れの中を、黒いひょろ長い顔の猫が掻き分けてくる。その猫は私たちの前に、手を振りながらやってくる。
「君たち困るよ!!堕天と人間は、エクスタリアへの侵入は禁止だよ!」
「そんなこと言ってる場合じゃないの。あんたたち、命が惜しかったら言うことを聞きなさい!」
「君を追いかけたニチヤさんたちは、どこに行ったんだよ〜!!」
「・・・王国軍に、魔水晶にされたわ」
シャルルが言うと、みんな固まる・・・だけど・・・
「「「「「プッ、あははははははははは!!」」」」」
すぐに大笑いに変わってしまう。まさか・・・信じてもらえてないの!?
「我がエクスタリアの近衛師団が、人間なんかにやられる訳がねぇ!!」
「寝言言ってんじゃないよー!!」
「本当なの!!王国軍は次に、ここを攻撃する!!」
「どうでもいいね」
「女王様がすべて魔法でぶっ飛ばす!」
「そうだそうだ!!」
みんな信じてくれてない・・・このままじゃ、みんな危険なのに!!
「みんな!!逃げなきゃ大変なことになるのよ!!」
「黙れ人間!!」
「きゃっ!!」
「ウェンディ!!」
一人のエクシードが、私たちに向かって石を投げる。それを皮切りに、みんなが一斉にこちらに石を投げてくる。
「女王様の魔力も知らねぇくせに!!」
「俺たちはエクシードだぞ!!」
「人間より偉いんだ!!」
次々に投げられてくる石、私
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