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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico23其は天に座す竜を守護せし鉄壁の暴風〜Chevaliel〜
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ミカエルを発動。背より蒼翼22枚を射出し、シュヴァリエルへ向けて砲撃を連射する。奴は“メナス”や空いている左手での裏拳で迎撃し、迎撃できない砲撃はその身で受けた。が、「よろけさせることも出来ないか・・・!」歯噛みする。
「そこの犬耳! 逃げるならその子供を置いて行きな!」
「俺を放ってどこへ行こうって言うんだ!」
――
破り開け
(
コード
)
、
汝の破紋
(
メファシエル
)
――
――
集い纏え
(
コード
)
、
汝の閃光槍
(
ポースゼルエル
)
――
――
豊穣神の宝剣
(
コード・フレイ
)
――
アルフへと突撃を始めるシュヴァリエルの行く手を遮るように俺は降り立ち、障壁・結界破壊、閃光系魔力付加、さらにオートで最善の斬撃を振るうことの出来るフレイを発動。どれも魔道化しているため、傷の1つくらいは付けられ、足止めも出来るはずだ。まずは全蒼翼を周囲へと呼び戻し、「撃てッッ!」22発の砲撃を斉射。
「っ!」
目の前がサファイアブルーに輝く魔力爆発に染まる。そんな中から「ヌルい!」シュヴァリエルが飛び出して来た。そこで二剣一対形態のツヴィリンゲン・シュベーアトフォルムにした“エヴェストルム”を振るった。フレイの効果によって、俺が振るった軌道が強制的に修正される。振り下ろした右腕はミシミシと音を立てて横薙ぎに、同様に振り落とした左腕はボキボキと刺突へと変更。
「よくこれで俺を斃そうなんて思ったな、神器王」
――風翔涛駆――
ポツリと呟かれた俺の二つ名。次の瞬間、俺は空高く舞っていた。きりもみしているのか視界が空と地と、グルグル回る。そして浮遊感から落下感へと変わる。体勢を整えようとしても体が動かないし魔術も発動できない。思っている以上に身体ダメージが大きいようだ。救いは思考が途切れていないこと。頭の方までパアになっていたらどうしようもない。
「ルシル!」
――閃駆――
あと僅かで地面に墜落と言ったところで、シャルが俺を抱き止めた。助かりはしたが、「・・・ば・・・か・・・」無謀なマネに対する文句も言いたい。しかし上手く発せない。揺れる視界の中、はやてやシグナム達、さらにはなのは達までもがシュヴァリエルに挑もうとしていた。止めようとしても声も出ない、体も動かない、魔術も発動できない。だが、そんなことも言っていられない。
(どの記憶でも持って行け!!)
俺は短期決戦へ持ち込むために創世結界内の複製品――そして記憶を犠牲にし、魔力量を大幅に上昇させた。
†††Sideルシリオン⇒イリス†††
ルシルがあっさりと戦闘不能に陥った。シュヴァリエルは咄嗟に暴風を纏って鳥のような姿になると、妙な軌道で振るわれた斬撃を真っ向から突っ込んでこれを迎撃。そしてルシルを空高くまで吹き飛ばした。“エヴェストルム
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