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遊戯王の劣等生
入学編
第8話 決着??司葉 達也VS“逆鱗奮いし真紅の貴公子”佐山 留三
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幻影の騎士の効果で、鋼炎竜の攻撃力分だけ、幻影の騎士の攻撃力がアップする(します)??』
幻影の騎士−ミラージュ・ナイト−
攻撃力2800→5600

留三『(攻撃力5600??)くっ、真紅眼の鋼炎竜の効果で、500ポイントのダメージ??』
達也LP800→300

達也,深雪『これで決まりです!ミラージュ・スレイヤー??』
攻撃表示
幻影の騎士−ミラージュ・ナイト−
攻撃力5600
VS
攻撃表示
真紅眼の鋼炎竜
攻撃力2800
幻影の騎士の攻撃で、真紅眼の鋼炎竜は一刀両断された。

留三LP1500→0
留三『ぐわ〜??くそっ、罠カード レッドアイズ・バーンを発動??』
達也『何っ??』
深雪『えっ??』
ここに来ての発動に、達也と深雪は驚きを隠せなくなった。
留三『このカードは、自分フィールド上のレッドアイズモンスターが破壊された時、そのモンスターの攻撃力分のダメージを互いのプレイヤーに与える??』



ほのか『そんな??』
レオ『そう来たか……。』
レオ達も驚きを隠せない。



達也LP300→0
留三LP0
これにより、勝負は引き分けとなった。



留三『司葉 達也??』
留三は達也に声をかけた。
達也『何ですか?』
達也は聞き返す。

留三『私を追い詰めた事には敬意を評するとしよう。今回はここらで避かせてもらう。
だが、次は負けない。再び戦える時を待っているぞ!行くぞ??』
ホーク・アイ『はい??』
留三はこう言うと、ホーク・アイのメンバーに号令した。するとホーク・アイのメンバーは、留三に続いてその場を後にした。

留三達が手で行った直後…、
『『『わ〜??』』』
レオ達から歓声が上がり、達也の元に走り寄って来た。他のみんなもだ。そして達也を胴上げし、喜んだ。

以来、今回の騒動は、“鷹の咆哮”と呼ばれる様になった。ホーク・アイのメンバーは日本政府の意向でお咎め無しとなったが、代わりに、生徒会の命令に極力従う結果となった。



その晩、達也と深雪の家。達也はベッドの上で、深雪から看病されていた。留三とのデュエルで怪我していたからだ。
深雪『お見事でした、お兄様。』
深雪は達也を称賛した。
達也『引き分けになったがな。』
達也はこう返す。因みに、留三が最後まで発動しなかった伏せカードは 銀龍の咆哮。これではどっちにしても、結果であったろう。
達也『だが、今度は負けない。絶対に。』
深雪『はい。』
達也は強く誓った。深雪も同意する。そして、物語はさらなるステージへと進む。



入学編 完結。
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