6部分:第六章
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ねたのであった。
「申し訳ありませんが」
「何だ」
「偉大なる将軍様の宮殿はどちらでしょうか」
赤い服の男だ。彼が尋ねるのだった。
「一体どちらですか」
「貴様、どうやら」
「はい、フランスの大使です」
こう言ってだ。身分証を見せる。そうしてからまた兵士に話すのだった。
「将軍様に今から御会いしたいのですが」
「わかった。それならだ」
彼は兵士に案内されその人物のところに向かうのであった。そうして何かを話した。
赤い服の男の正体は誰も知らない。だが見た者は多くいる。彼が何者か、そして何故独裁者達の前に出るかはわからない。だが一つだけ言えることがある。彼と会った独裁者達は必ず滅んでいる。これだけは紛れもない事実だ。奇怪な事実ではある。
赤い男 完
2010・12・27
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