二回戦 立ちはだかる脅威 後編
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サーベルを形成し、その光はネオ・インフェルノジオングを呑み込んでいった。てかお前それ!?アカンって!
放出が終えると、そこにはネオ・インフェルノジオングの残骸が散乱していた。
「お、終わった…」
「まだッス! 」
残骸の中から、左半分が無くなっているインフェルノジオングが現れた。
「まだ終わってないッス………まだ! 」
インフェルノジオングが右腕をこちらに向けると、そこには核ミサイルが一つ装備していた。
「くらえーー!! 」
核ミサイルがインフェルノジオングから撃たれるが、撃った瞬間に核ミサイルにビームが貫かれ、すぐに核爆発を起こし、インフェルノジオングを巻き込んでいった。
「ふぅ…。危なかったわ…」
爆発がおさまり、そこには頭部まで全壊したインフェルノジオングがいた。
「か、勝った…」
『BATTLE ENDED』
ーーー−−
「全日本ガンプラバトル選手権中高部、二回戦第一試合勝利チーム。天之川学園、チームトライホープ」
「あ、危なかった…」
「というかトウイ。あんなのあるなんて知らされてないわよ? 」
「あれ?そうだっけ? 」
「そうだよ」
「アハハハハ。ごめんごめん」
…どうやらいつもの調子に戻ったらしいな。けど一体何があったんだよ本当に。
「うわああああああああああ!! 」
大きな泣き声がする方向を見ると、そこにはシライが地面に手を打ち付けながら泣いていた。
「負けた…。スイマセン先輩…。オイラが弱いばかりに…」
「気にすんなって。お前には来年もあるだろ」
「そうだ。来年、俺達の無念を晴らしてくれれば、それでいいさ」
「先輩…」
「……シライ」
「サオトメ君…」
「楽しかった。またバトルしような」
右手を差し出すと、シライが涙を拭いて右手を差し出し、強く握手をかわした。
「次は負げな゛い゛でずがら゛…」
「ああ。望むところだ」
お互い手を離し、二回戦が終了した。他の試合を見ると、やはり他の奴等も勝ち進んできた。
「次は三回戦か…」
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