暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
焼肉パーティー再開×長谷川先生との相席
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てきてな。女の一人焼肉というのは、そんなに寂しそう見えるものなのか?」

「ああ、それは違うと思うぜセンセー」

「俺も滝川と同意見ですな、単に先生みたいな綺麗な人と一緒に食べたかったじゃないんですか?」

滝川が先に言ったので、俺も意見を言った。

「とりあえず余りにもしつこかったのでもう食事は諦めて帰ろうとしたんだが、ここの店員から二階席にと案内すると言われてな。二階席は完全予約制というのは知っていたが、私を見たら呼ぶようにと二階席にいる客が呼んでいたので二階席に来たらお前達がいた訳だ。生徒のお前らからしたら、教師と一緒に食事というのは嫌かもしれないが、呼んだのが織斑兄なら私は自動的に相席してもいいという解釈でいいのか?」

俺がここに来るように店員に言ったのは俺であり、もしかしたらここの焼き肉店には前々から食べたかったのでは?と俺の勘があったからだ。もちろんストーリー原案は見ているから、俺と滝川がここで食べる事も知っていたが先生と一緒に食べるというのはレアなケースだ。

「元々ここに呼んだのはこの俺ですから、相席と言わずに食べたいモノがあれば言って下さい」

「一真っちの言う通りですよ。それにここで食べたとしても、ウチの学校で生徒・教師を問わず長谷川センセーと飯を食いたい野郎が何人いると思っていますが、ここは一真っちの顔パスで入れる場所ですからバレません」

「そうか。それに今食べている肉は、一階席ではなかなか見ない肉ばかりではないか」

俺が立ち上がった後に、店員が長谷川先生を案内しようとしたが、おやっさんが口だけで下がらせた。そんで自然的に俺の隣に来たが、飲み物は何にします?と聞いた後にドリンクが来たら先生が値段の事を聞いてきた。

「ここは完全予約制で高級牛肉を出すと聞いているが、値段的にはどうなんだ?」

「心配はいりませんよお客さん。ここは織斑様が顔パスで来られる所でありますし、勘定も全て織斑様が払いますから心配はいらないですよ」

「そうなのか?一目見ただけで、軽く一万は行っていると思うが『俺にはこれがありますからノープログレムです』そのカードを高校生で持つ事が許されるのか?いくら織斑兄でも年齢制限で引っかかると思うのだが」

肉を焼いてくれるおやっさんの説明と俺が箸を置いてから財布から取り出したブラックカードを見せたら、長谷川先生は思考の海に入ってしまったが俺の親が蒼い翼だと言った事で強引に納得させた。長谷川先生はお任せ状態となった肉を何枚か皿に置いた後、一枚食べただけで無口になるほど美味しかったようで。ま、滝川も同様におやっさんが焼いた後の肉を俺らの前に置いたらすぐに食べるので、会話は落ち着いてからかなと思った程な勢いとなっていた。今頃深雪達は、朱音達が作ってもらっているだろうと思いな
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