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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
SAO
赤鼻のトナカイ
第3話
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るほど、だから槍の上位ソードスキルが使えるのか。』
サチ『ごめんねキリト、ずっと隠していて……。』
キリト『いいんだよサチ、お陰で俺もスッキリした。』
落ち着いたキリトは、サチが槍の上位ソードスキルを使える理解した。
サチは今まで黙っていた事を謝るが、キリトはそれを許した。仮に許さなかったら、“そう言うキリトはどうなんだ?”と言う話である。いずれにしてもどっちもどっちだ。
キリト『ちょっと待て、俺達は……』
サチ『あの時乾杯したのが最初だよ。私達はベータテスト時に会ってはいないよ、断言する。』
キリト『そっか。』
キリトは、ベータテスト時に会ったんじゃないかと思った。
だがサチは、酒場で乾杯したのが最初だと断言した。それを聞いたキリトは安心した。
キリト『なぁ、サチ……。』
サチ『私の本当のレベルが知りたいんだね?』
キリト『ああ、俺も本当のレベルを言う。』
サチ『解った。』
キリトはサチの本当のレベルが気になった。以前サチは、22辺り(こちらで勝手に設定)と言っていた。しかしこうなった以上、それが気になってもおかくしくない。
だがキリトが言う前に、サチがキリトがの問いを悟って聞き返した。キリトは少し驚いたが、首を縦に振って自分の本当のレベルを言うと言った。それを聞いたサチは承諾した。

本来、このようなことを聞くのはマナー違反だ。しかし、状況が状況だ。今更そんな事を聞いた所で誰も止めたりしないだろう。もしいるとすれば、“攻略の鬼”,“凶戦士”ことアスナ辺りだろう。

そして、2人は本来のレベルを言った。キリトのレベルは47、それに対して、サチは45。自分とそんなに変わらない事にキリトは驚いた。
実はサチは今まで、黒猫団に入ってからのキリトの様に毎晩最前線に赴いて自分のレベルを上げていたのだ。それを聞いたは納得した。
そして、暫くして2人は…、
キリト『帰ろうか、サチ。』
サチ『そうだね、ケイタに謝らないと。』
部屋を出て、自分達の宿屋のある街に帰ることにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2人が街に戻った時、いつの間にか夕方になっていた。
転移門前では、ケイタがみんなの帰りを待っていた。キリトとサチが転移門から出て来た時、ケイタは2人の元に走り寄ったが、ケイタは不審に思った。
テツオ達3人がいないからだ。
ケイタ『テツオ達は、一緒じゃないの?』
ケイタは2人に聞く。
キリト『テツオ達は……。』
重い口を開いたキリトは事情を説明した。
無論、サチと共に自分達が元ベータテスターである事も打ち明けた。
サチ『ごめんなさい、ずっと黙っていて。』
今まで黙っていたサチはケイタに謝る。
だがそれを聞いたケイタは…、
ケイタ『何で…何で黙っていたんだ!しかもサチまで、お前達が
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