暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico22竜の強襲〜The 2nd task force : Dragon Eyes〜
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なゲーム(トーナメント戦もやって、私が優勝したよ)を繰り返した。汗だくになっちゃったからまたお風呂に入り直したけど。そうして夕ご飯。みんなでカラオケしながら、豪華な懐石料理に舌鼓を打った。
ちなみにカラオケは、1人きりじゃなくてデュエットで唄った。なのはちゃんとアリシアちゃん。フェイトちゃんとはやてちゃん。アリサちゃんとシャマル先生。シャルちゃんとシグナムさん。ヴィータちゃんとリインちゃん。アルフとフェンリルさん。そして私はルシル君とデュエット。ザフィーラは最後まで唄わなかった。聴きたかったなぁ〜。
「――あー、唄った〜」
「一度ノッちゃうと、なかなか止まんないよね〜」
「カラオケって楽しいぃ〜!」
デュエット大会が終わってからもソロで歌い続けたシャルちゃんとアリシアちゃんとフェンリルさんは、少し声を嗄らし始めたところでカラオケ機器の電源を落とした。備え付け冷蔵庫から自販機で買ったフルーツ牛乳のビンを手に取って、部屋の中央にある足の短い長テーブルでトランプゲーム・ババ抜きをしてる私、なのはちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃん、ルシル君、アルフの元に来た。
ちなみにアリサちゃんとアリシアちゃんとヴィータちゃんとリインちゃんは、携帯ゲーム機で狩りを楽しんでて、シグナムさん、シャマル先生、ザフィーラの大人組はお酒を飲みながらお喋り中。
「喉を嗄らすまで唄うなんて馬鹿か。はい、すずか」
私に2枚のカード差し出してるルシル君が呆れる。私は右と左、両方のカードに触れてルシル君の表情の変化を見る・・・んだけど、ポーカーフェイス過ぎて全くと言っていいほど変化が判らない。ルシル君ってギャンブルゲームにとてつもなく強い。心理戦なんかしかけたら倍で返ってくるし。
「にゃはは。でもすごく良い歌声だったよ、シャルちゃん、アリシアちゃん、フェンリルさん」
「うん。フェンリル、歌、上手なんだね」
なのはちゃんとフェイトちゃんの褒め言葉に続いて「なんか不思議と落ち着ける歌声だったよ」私も、フェンリルさんの独特の声色の歌声を称える。唄ったのは演歌で、長い黒髪と浴衣も相まってプロの歌手みたいだった。
(あぅ、ジョーカー引いちゃった・・・)
私がルシル君の手札から引いたのはジョーカー。これで私の手札はジョーカーを含めて3枚。今度は私が「はい、なのはちゃん」に手札を差し出す。私も努めてポーカーフェイスを作る。なのはちゃんは私の手札に触れては私の顔を見る。さっきの私のように表情の変化を見るためだね。でもこれならどう? 無表情から笑顔に変える。
「・・・えっと、えっと・・・じゃあ・・・これ! あっ」
「「「「「判り易い・・・」」」」」
「にゃ゛っ!」
なのはちゃんはこういうゲームには向いてない。だって素直で、
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