23話
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さて、放課後の時間帯のオカルト研の部室。其処に四季達の姿も有った。部室に集まったリアス達が特訓のための合宿の事を話し合っている横で、ポーカーを楽しんでいると、其処に魔法陣と共に炎が巻き上がる。
それを見てリアス達が嫌そうな顔を浮べる。浮かび上がるのは“紫とも黒とも見える闇色の炎”、リアス・グレモリーの婚約者であり生と再生のフェニックスとは正反対の死の炎を纏ったフェニックス家の三男……『ライザー・フェニックス』が現れる。
「また会ったな、愛しのリアス」
「何しにきたの、ゲームはまだ先のはずよ」
「その事だ。お前達へのハンデを……」
ふと、ライザーの視線が四季達の方に止まる。内心、四季達のところに居る詩乃にライザーが目を付けてくれれば、四季が力を貸してくれる……最悪、共闘できる可能性があると思った。
「……お久し振りです、キングさん、クロスさん!」
「おう」
「ん? ライザーじゃねぇか、久し振りだな」
90度に腰を曲げた綺麗な礼と共にカツキングとクロスファイヤに挨拶するライザー……何時の世もホストはそっちの系列の下に居るものである。
「おっ、久し振り、ライザー」
「おお、久し振りだな、シキ」
「知り合いなの?」
「ああ、オレのダチのライザーだ」
和気藹々と会話するライザーとアウトレイジ達……その光景に唖然とするリアス達一同。同時に思った……このゲーム駄目かも、と。
ライザー・フェニックス。フェニックス家の異端児にしてクリーチャー世界のフェニックス『暗黒王デス・フェニックス』をその魂の基盤に持つ悪魔。……現在、微覚醒済み。そして……四季の裏関係での友人の一人。
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