第三十話
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俺に〜ポ系スキルは無いぞ。…ものすごく欲しいけどね。
これはアレだ。自分だけ使えないのが恥ずかしかっただけだろ。
「あらあら」
母さんも、駄目ねこの子見たいな顔で俺を見るな。
夕食も終わり、俺たちは母さんを襲ってきた怪物の事について話し合った。
俺たちも以前に同様の怪物に襲われた事。
倒したら宝石が現れた事。
複数個あることからまた同様の事が起きるのではないだろうかと言う事等。
どうしようかねこの状況。
もはや原作なんて当てにならん状況。
なのはは魔改造されているし、フェイトは記憶喪失で現在家にいる。
ユーノは現れず。
あ、そう言えばフェイトの使い魔のアルフはどこだ?
こう考えると問題が山積みで頭が痛い。
ん?ちょっとまて、これって半分は母さんの所為じゃね?
最大のイレギュラーは俺じゃなくて母さんだった罠。
とりあえずジュエルシードの事は出来る限り俺達で回収する事になりましたよ。
回収しないわけにもいかんだろう。
放置すると一般人に被害が出るしね。
さて、就寝といった時、フェイトをどうするのかと言う問題はまあ、母さんがフェイトを自分のベッドに連れてった事で問題は解決。
明日にでも客間を使えるようにしなければならんなと思いながらその日は就寝した。
side 紫
私は今、フェイトちゃんと一緒にベッドに入り、先に眠ったフェイトちゃんの髪の毛を手ですいている。
最初は恥ずかしがっていたが、問答無用でベッドにあげた。
しばらくするとすぐに寝息を立てていたが、無意識の行動だろうか、フェイトちゃんは私に抱きつくようにして眠っている。
フェイトちゃんとお風呂に入ったときに見つけたまだ直りきっていない擦り傷や青あざ。
あれは鞭のような物で叩いた傷だ。
さらに懸命に私に回されたその腕の余りの必死さに私は何となくだけど分ってしまった。
この子は両親に愛されていなかったのではないか?と。
それは余りにも辛い。
私はフェイトちゃんを抱き返して眠りについた。
side out
side アルフ
フェイトどこ!?どこだい?どこにいるんだい!?
あたしは若干パニックになりながら夕闇に染まった街を走り回る。
少し前、ジュエルシードを発見して、本当はあたしも着いていきたかったけれど、エリアのサーチがあったから我慢したんだ。
まあ、そのお陰で発動前のを一個手に入れたんだけど、その後だ。
あたしはフェイトに念話を繋ごうとしたが、一向に繋がる気配が無い。
念話が繋がらないのは拒否されているか…意識が無いか。
フェイトがあたしからの念話を拒否するわけ無いからそれは
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