暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはstrikers――六課の鷹――
第二話
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いんじゃねえか?」
 画面を見ると、ティアナが一人で走っていた。フェイトはすぐに彼女が囮役であることに気付く。当然、スバルがいないことに気付く。スバルがウイングロードを発動させて、建物内に突っ込む。手早く大型のオートスフィアを撃破した。
「おい、AMFをぶっ壊しやがったぞ……。しかも……AMFの上から」
「無茶するね、スバルも……」
「なのはちゃんと一緒やな……」
 スバルが大型スフィアを破壊していた様子を見て、評価した。
 スバルが大型スフィアを破壊した後、ティアナを背負ってゴールまで一直線していた。その間、設置してあったターゲットはティアナが破壊する。大型スフィアも破壊して、ゴールまで一直線――
「魔力、全開――!!」
 スバルがローラブーツに魔力を全力で注ぐ。それに応えるかの様に、スピードはフルにまで上昇していった。だが――
「ちょっ、スバル! 止まる時のことを考えているのでしょうね!?」
「え?! え!?」
「ウソォ!?」
「うわぁあああああ!!」と二人の悲鳴が響く。
「あ、何かちょいヤバです……」とリインが呟いた。
 
「ちっ! あのスピードで突っ込んだら、二人とも怪我だけじゃ済まねえぞ! ちっと乱暴な手段だけど、悪く思わないでくれな!」 
 コックピットを下にしつつブルー・メテオから飛び降りる。光線銃を片手にスバルのデバイスを撃って無理矢理止めようとする算段だったが――
「アクセルガード、ホールディングネットかな?」 
 ぶつかる直前で、ネット及びショック吸収用の魔法を発動する。スバル達は怪我ひとつ無く無事ゴール。ちなみにフェイトもはやて、両名とも緊急事態だった故にそれぞれがデバイスと魔導書を構えて対策を取っていた。スバル、ティアナにケガが無い事を確認したホークは飛行魔法を使い、体勢を立て直す。クルクルっと投げあげてそのまま銃のホルスターに収めた。ゴールした後、スバルはかつて、命を助けてくれた恩人である、なのはに会えた事で感極まり、なのはの胸を借りて大泣きして、ティアナはリインからの治療を受けている。
 フェイトとはやての乗せたヘリがなのは達に向かって降りてくる。試験場近くの本局施設にて、話をしている。フェイトとはやては、ティアナとスバルと向かい合って座っていたりする。ホークは、今回の試験結果を整理するために、なのはの手伝い(とは言っても資格は無いので、ボディーガードという名目で横にいるだけ)をしていた。
「しかし、驚いたな。まさか高町の技まで会得していたとは……」
「そうだね。ホークから見てどうかな? あの二人の実力は」
「独断と偏見になるが……。既にCランクと言う領域を超えている。あれはB+以上でもおかしくない。俺とも対等に戦えるのではないか?」
「そっか、そういう評価なんだね。私はこれからはや
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