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異世界系暗殺者
女教師の時間(2016/05/16 一部修正)
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てるんの。殺センセー?卑猥にも程があんだろ!流石に俺もドン引きだわ。ホラッ、女子もドン引きしてるよ」
「ああ!皆さん、そんな「まるでゴミの様だ」と言わんばかりの目で私を見ないで下さい。私、生徒には絶対に手を出しませんから!!」
「ってことは、自分の生徒以外で巨乳なら14〜5の少女にも手を出すってこと?本当、淫猥教師だな。キモいんで死んでくんない?」


そう言いながら、俺が対殺センセーナイフを投げると、その機に乗じて赤羽を含む数名のクラスメイトが俺と同じ様に対殺センセーナイフを投げていた。

ちなみに、対殺センセーエアガンを使わなかったのは、女教師が殺センセーにくっ付いていたからだ。エアガンって、当たると地味に痛いんだよな。

それに暗殺の為とはいえ、暗殺対象(ターゲット)以外の犠牲者を出すことを前提とした暗殺は、殺センセーがキレる可能性があるって事前情報を潮田から貰っていたからな。

エアガン撃って、女教師に対殺センセーBB弾が当たった日には、キレられる可能性が十二分にある。だからこそ、便乗した奴らも投げナイフな訳だ。

まぁ、銃弾より速度の遅い投げナイフに殺センセーが当たる訳ないんだけどな。殺センセーは全てのナイフをハンカチ越しでキャッチし、律儀にも投げた生徒の机に置いていた。

流石はマッハ20、と普段の俺なら称賛している所だ。しかし、今回は違った。それは俺が殺センセーの微妙な変化に気付いたからだ。

今回の殺センセーは普段の殺センセーと違って、ナイフをキャッチするまでの初速が若干遅かったんだ。どうやら、殺センセーの速さは精神状態に左右される様だ。つまり、精神攻撃は効果的ってことだな。


「南君、いい加減先生を苛めるのは止めて下さい。先生、泣いちゃいますよ?」
(わり)ぃ、殺センセー。けど、今後もセンセー弄りは止めねぇ。だって精神攻撃を受けた直後のセンセー、触手の初速が若干遅くなるみたいだし。
センセーの速さって、精神状態に左右されるんじゃねぇの?それを検証する為にも、今後も存分に弄らせて貰うから、覚悟しといてくれ。淫猥センセー」
「み、南君。後生ですから淫猥センセーは止めて下さい。いつも通り、殺センセーと呼んで下さい」
「けど、淫猥センセーを殺す為には弱点を調べなきゃなんねぇし、その為には弱点に成り得る事柄をちゃんと検証しねぇと。ね、触手SMプレイ大好きセンセー」
「私に変な属性を勝手につけないで下さい!先生はSMプレイなんて好きじゃありません!!……まったく。南君の言う通りです。先生の触手を始めとした速度と精密動作は、精神状態によって左右されます。認めますから変な呼び名は止めて下さい」
「認めてくれるのなら、変な呼び方も止めてやるよ。モロ先生」
「南君、モロ先生ではなく殺センセーです」
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