女教師の時間(2016/05/16 一部修正)
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
格的に暗殺に参加していなくてもクラスメイトとの関係が悪化するということは今の所は無い。
寧ろ、体育の授業で模擬戦とかして、暗殺者としての知識から改善点を指摘したりしているから、関係は良好と言えるだろう。と、そんな説明をしている間に暗殺対象が教室にやって来た。
「皆さん、おはようございます。今日からこのクラスに新しい講師が来てくれます」
そう言いながら現れた殺センセーの触手には、1人の金髪女性が抱き着いていた。殺センセーと金髪女性の後に続く様に、烏間先生も現れた。
「殺センセー。その女の人はセンセーの愛人か何かッスか?愛人を学校に連れて来るとか、教師にあるまじき行為じゃねーの?」
「にゅやーーーッ!南君、私と彼女はそんな関係ではありません!!」
「いや、そんな見せつける様に触手と腕を組まれた状態で言われても、説得力は皆無だろ。新しい講師とか嘘言わなくていいんで、本当のことをゲロっちまえよ」
「だから、私と彼女はまだ付き合って――――」
「まだ、ってことは今後付き合う予定があるんだ。あと、センセーは胸をチラ見し過ぎ。巨乳好きなの?おい、クラスの女子!絶対に殺センセーと2人っきりになるなよ。相手が女なら生徒でも見境なく胸をガン見してくるかもしれねぇぞ!!」
「ちょっ、南君!?これ以上先生を弄らないで下さい。って、ああ!女子の皆さんが汚物を見る様な目で私を!!」
少し弄ると面白いほどに狼狽して、俺の掌で踊ってくれる。暗殺時は思い通りに行かないだろうけど、それでも俺は殺センセーとのこの遣り取りが楽しいと思っている。今までの人生で人と接することでここまで楽しい思いをしたことがあるだろうか?
「話が進まんから、そいつ弄りはそこら辺で止めてくれ。南君」
「ウィーッス」
そんなことを考えていると、烏間先生に軽く注意された。まぁ、俺としても話を進めたかった所だし、殺センセー弄りは一旦中断しよう。
「さっきこのタコも言っていたが、彼女は今日からこのクラスに赴任してきた外国語の臨時講師だ」
「イリーナ=イェラビッチです。皆、よろしくね!」
女教師は殺センセーにベタベタしながら自己紹介をして来た。ってか、殺センセー普通にデレデレしていてキモい。
「殺センセー、デレデレした顔が普通にキモいわ。あと、本当に中学生相手でも女なら欲情しそうな気がして来たんで、今後1人でいる女子には近寄らない様にしてんない?その触手に触れられただけで女子が妊娠するんじゃないかって心配でなんねぇから」
「南君は先生に恨みでもあるんですか!?今日は毒を吐き過ぎです。あと先生、一応生殖能力はありますが、触れただけで妊娠させるなんて能力はありません!!」
「生殖能力って、朝っぱらから何言っ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ