エドラス
[5/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
づく・・・しかし
「まぁ、ここまで来ちまったんだからしょうがねぇ!!俺たちだけで行くぞ!!」
「あい!!」
「シリルを連れてくる手だてがないし・・・しょうがないわよ」
「後でシリルに謝ればきっと許してくれるよ」
「そうだね〜。行こう行こう〜!!」
五人は気を取り直してギルドのみんなを探しに向かった。
その頃、忘れられたシリルはというと・・・シリルside
「・・・ル・・・リル・・・」
「んん・・・」
誰かが呼んでる声がするけど・・・この声・・・誰だったっけ?
「・・・リル!!シリル!!」
徐々に鮮明になっていく声・・・なんかこの声懐かしいぞ?
「おいシリル!!いい加減に起きろ!!」
「んん?」
俺は目を開けるとそこには懐かしい人がいた。
「あ!ジェラール!久し振り!!」
「あ・・・あぁ・・・久し振りだな」
ジェラールは少し困惑した顔をしてるけど、どうしたんだ?いや・・・というかまだ眠たいな・・・
「まぁいいや・・・あと5分寝かせて・・・」
「おい!!シリル!!」
俺はもう一度寝ようと横になる。いやぁ、ジェラール元気そうで何より・・・あれ?
俺は体を起こしジェラールを見る。
「・・・ジェラール?」
「あぁ」
「なんでここにいるの!?評議院に捕まったんじゃ・・・」
確かジェラールは評議院のラハールさんにつれていかれたはず・・・もう二度と外の世界には出れないって言ってたのに・・・
「それは私とは別人だ」
「え?クンクン・・・確かに少し匂いが違うような・・・」
本当に少しだけどね。
俺がそう言うとジェラールが立ち上がるので俺も立つ。
「私の名前はミストガン。妖精の尻尾の魔導士
だ」
「ミストガン?」
「詳しい話は後だ。これを食べておけ」
ジェラ・・・ミストガンはそう言うと俺に赤色の飴のようなものを食べさせる。なんだこれ?
「これ何?」
「これはエクスボール。向こうの世界、エドラスで魔法を使えるようにする薬だ」
「向こうの世界?エドラス?って何・・・」
俺は質問をしかけて一つ気づいたことがある。ミストガンの後ろに広がっている真っ白な景色・・・いや、俺たちの周り全体が真っ白になっている。
「やっと気づいたか」
「これって・・・何?」
「ここはマグノリア、お前のいる場所はギルドがあった場所だ」
「・・・は?」
ミストガンにそう言われ俺は変な声を出してしまう・・・ここが、マグノリア?
「向こうの世界、エドラスにマグノリアは吸収されてしまったのだ」
「吸収された!?そ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ