エドラス
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けるとそこにはさっきまでとは全く違う光景が広がっていた。
そこにはたくさんの浮遊島や見たことのない植物がたくさんあり、ウェンディたちはそれに思わず見とれてしまう。
「ここが・・・エドラス・・・」
「オイラたちの・・・ルーツ!」
「すごい〜・・・」
シャルルたちがエドラスを見てそう言う。
「島が浮いてますね」
「ここがお前の故郷か!ハッピー!」
「ここがエドラス・・・」
ウェンディとナツは見たこともないような光景に笑みをこぼし、ハッピーは周りを見ると見たことのない生き物を見つける。
「本当に・・・別世界・・・」
「不思議な木や植物がたくさん!!」
「すげぇ!!見ろよハッピー!!あれ!!」
するとナツが何かを見つけて騒ぎ出す。そこには空を流れる巨大な川があった。
「川が空を流れ出てんぞ!!どうなってんだ?」
「あんなの見たことないよ〜!!」
四人が初めて見るエドラスに興奮しているとシャルルが注意する。
「ちょっとあんたたち!!気持ちはわかるけど、観光に来たわけじゃないんだから、そんなにはしゃがないの!!」
「あははっ・・・そうだね」
「悪ぃ悪ぃ」
ウェンディとナツがシャルルに謝ると、突然ハッピーたちの翼が消えてしまい、五人は落下を始める。
「「「うわあああああ!!」」」
「「きゃあああああ!!」」
落下したウェンディたちは綿のようなキノコの上に落ちていき、それがクッションになってなんとか助かる。
「急に翼が・・・」
「どうなってるの?」
「言ったでしょ?こっちじゃ魔法は自由に使えないって」
「あれ?本当だ!なんか変な感じがする!」
「翼が全然出せないよう〜!!」
ウェンディたちがそんな話をしていると頭からキノコに突っ込んでいたナツがようやく、抜け出す。
「ぶはぁ!!さ〜て、みんなを探しに行くか!!」
「あの〜・・・いまさらなんだけど一つ言っていい?」
気合い十分のナツの脇からセシリーが手をあげて言う。
「何よセシリー」
「どうしたの?」
「僕たちさ〜・・・一人忘れてきたよね?」
「「「「?」」」」
セシリーの発言に全員が?マークを浮かべる。セシリーはため息をついてから説明する。
「滅竜魔導士だけが残されたってことはさ〜・・・」
「あ!!」
「なんだよハッピー?」
セシリーにそこまで言われてハッピーが誰のことかようやく気づく。
「もう一人って?」
「シリルだよ!!シリル!!」
「シリルを忘れて来ちゃったよ〜!!」
「「「あ・・・」」」
ウェンディたちも名前を言われ、もう一人の滅竜魔導士であるシリルを忘れてきたことに気
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