エドラス
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、曲がりなりにも妖精の尻尾一員の訳だし・・・母国の責任でこうなったってやましさもあるわけだし、連れてってあげないこともないけど・・・いくつか約束して」
シャルルはそういって四人に約束事を伝える。
「私がエドラスに帰るということは使命を放棄するということ。向こうで王国の者に見つかるわけにはいかない・・・全員変装すること!!」
「俺もか?」
「シャルルはそれでいいの?」
「いいの。もう決めたから」
そう言ったシャルルは次にハッピーを指さす。
「そしてオスネコ。私たちの使命については検索しないこと」
「あい・・・」
ハッピーはシャルルに向かってうなずく。シャルルはハッピーに向けていた視線をウェンディたちに移す。
「3つ目。私も情報以外エドラスについて何も知らない。ナビゲートはできないわよ」
「うん!」
「わかった!」
ウェンディとナツが返事をする。
「最後に・・・私たちがあなたたちを裏切るようなことなことがあったら、躊躇わずに殺しなさい!」
シャルルの言葉にウェンディたちは言葉を失う。
「オイラ・・・そんなことしないよ・・・」
「ぼ・・・僕もそんなこと・・・」
ハッピーとセシリーがシャルルにそう言う。するとハッピーのお腹が・・・
ぐぅ〜
「てか、オスネコ腹うるさい!!」
ウェンディとナツは互いを見てうなずく。
シャルルはそれを見て背中から翼を出す。
「行くわよ。オスネコもナツをつかんで、セシリーは一人でいいけど。」
「あれ?」
「飛んでいくの?」
「私たちの翼は、エドラスに帰るための翼なのよ」
「・・・」
ウェンディの問いにシャルルがそう答えるとハッピーはボーッとシャルルを見ている。
「行こうぜハッピー!お前の故郷だ!!」
「・・・あい!!」
ナツが親指をたてハッピーに言うとハッピーは手をあげて返事をする。
「行くわよ!!」
「あ・・・ちょっと〜!!」
シャルルはウェンディをハッピーはナツをつかみ空に飛び立つ。セシリーは何かを言おうとしたがシャルルたちが空に飛び上がってしまったためすぐに後を追う。
「セシリー!!オスネコ!!魔力を解放しなさい!!」
「うん!!」
「あいさー!!」
「きゃあああああ!!」
「わああああああ!!」
シャルルたちは一気に加速して空へと飛んでいく。
「アニマの残痕から、エドラスに入れるわ!私たちの翼、エーラで突き抜けるの!!」
四人はどんどん加速していき、
「今よ!!」
シャルルがそういうとウェンディたちはまるで穴に吸い込まれるかのように加速し、エドラスへと旅立った
「まぶし・・・あっ!!」
ナツが目を開
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