エドラス
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俺たちはギルドの扉の前まで来る。なんか木みたいな形してるけど、確かに妖精の尻尾だ!!俺たちはすぐにその中に入る。
そこにはギルドの皆さんがそのままの姿でいた。
「みんな無事だ!!」
「あっけなく見つかりましたね」
「ミストガン・・・魔水晶なんかになってないじゃん・・・」
せっかく活躍するチャンスだと思ったのに〜・・・まぁみんな無事でよかったけどね。
「でもずいぶんギルドの雰囲気違うね」
「なんか別のギルドみたい〜」
「細けぇこと気にすんなよ」
「気にしませんか?そこ」
「みんな無事ならそれが一番だよ」
ナツさんは感極まって少し目に涙浮かべてる、やっぱりナツさんは仲間思いの人なんだなぁ。
「ちょっと待って。様子がおかしいわ」
シャルルがそう言うので俺たちはテーブルの下に隠れる。なぜにテーブルの下?
「ねぇあれ。ギルドのリクエストボードだよね?」
「なんもおかしくねぇじゃん」
「でもなんか違和感はありますよ?」
「よーく見て」
俺も何か違和感は感じるけどそれが何かわからない。俺たちはそのままリクエストボードを見ていると、ボードを見ていた女の人がボードから振り返る。
「ん?あいつは・・・」
「ジュビア、これから仕事に行くから」
「気を付けてな」
あれジュビアさん!?なんか髪型いつもと違ぇ!!
するとそのジュビアさんに一人の男が声をかける。
「ま・・・待ってよジュビアちゃん!」
「なっ!?」
「ウソ!?」
その男の人を見てナツさんと俺は驚いてしまう。
「俺も一緒にいきてぇな〜、なんて」
「暑苦しい。何枚着てんの服」
「なっ!?」
男の人はグレイさんだった・・・かなり厚着してるけど!!
「もっと薄着になってから声かけて」
「ひ・・・冷え性なんだよ〜・・・」
「グレイの奴、ベタベタしすぎなんだよ」
「恋する男ってのは、熱心なもんだね〜」
「なんだこりゃあ!!」
グレイさんがジュビアさんに声をかけてジュビアさんがそれに喜ばないなんて!!どうなってんだこれ!?
「情けねぇなエルフマン」
「また仕事失敗かよ!」
「恥ずかしいっす」
「おい見ろよ。ギルド最強候補のジェットとドロイがまたエルフマンに説教してるぞ」
「ほどほどになぁ」
「仕事仕事〜!!」
「ナブは働きすぎだろ?」
「だよな」
またあるところではジェットさんとドロイさんがエルフマンさんを説教している。いつも仕事に行かないナブさんが働きすぎとか言われてるし・・・逆でしょ逆!!
「カナさん、たまには一緒に飲みませんか?」
「こっちにきてくださいよ〜」
「何度も申しているでしょう?私、アルコールは苦手でございますの
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