第七話 発動!結界コントローラー!
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るな!奴の方を見ろ!)
『え?』
翼が振り返ると立ち上がる武者ザクの姿が覚悟を決めた翼は腰から菊一文字を抜刀すると脳裏に何かが流れ込んでくる。烈斗頑駄無の闘い方だった。
『うおおおおおおおお!!』
『でやあああああああ!!』
武者ザクの一閃を受け止める翼はそのまま蹴りを入れて距離を置くと香澄を抱きかかえ隠れている新之助の元へブーストした。
『新之助』
「翼!・・・お前その姿!」
『話はあとだ!!』
翼が新之助も抱き上げた瞬間、壁をぶち破って現れる武者ザク。
「翼・・・ここで決着をつけるしかないぜ・・・」
『新之助・・・わかった』
状況判断をした新之助はここで決着をつけなければならない事を告げると翼も同意し二人を降ろすと必殺技の構えをとった。
『天地・・・翼あああ!!』
『烈火!鳳凰斬!!』
火の鳥と化し武者ザクをすれ違いざまに薙ぎ払うと燃え盛る武者ザクは・・・
『ふふ・・・親子・・二代で・新生闇軍団に・・戦・いを・挑むとはな・・・』
『新生・・・闇軍団・・・』
『魔殺駆様!!』
不気味に燃え尽きる武者ザクを見る翼は元に戻ると烈斗が肩に乗り香澄と新之助も駆け寄った。
「新生闇軍団・・・一体・・・」
「まぁ・・・正義の味方ってわけじゃなさそうね」
新之助と香澄は何かを感じ取り無我夢中だった翼も冷静になると2回戦を思い出しすぐに会場に向かうのだった。
「遅い!」
「まぁまぁまぁ」
怒るユアをなだめる狂四郎。翼たちはすぐにフィールドに向かうが・・・香澄が翼の耳元で小声で話しかけた。
「・・・で・・・どうするの?・・・翼・・・武身の事・・・新生闇軍団の事」
「どうするって・・・言えるわけないだろう・・・四郎さんやユアさんに迷惑はかけられない・・・巻き込むわけにもいかない」
「じゃあ・・・当面は俺達3人の秘密・・・って事か」
香澄・翼・新之助の3人は一通りの決着を見るまで結界コントローラーの事を秘密にすることに・・・
すると
「みんな!早く試合試合!」
「「「は!はい!!」」」
ユアに呼ばれて2回戦を始め、チームプレイの弱点が克服された試合展開を披露し勝利を納めるのだった。
そして・・・それを見つめる少年の姿が・・・
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