第七話 発動!結界コントローラー!
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この人は武者ザクに売られた喧嘩を買おうとしているらしい。
武者ザクが刀で薙ぎ払おうとすると香澄は蹴りで受け止める。あまりの事に驚く武者ザク、すると香澄は飄々と・・・
「靴の中に鉄板仕込んでるの・・・せいや!!」
そのまま刀を踏み台にすると仕込み槍で肩アーマーを付きダメージを与えるがさほどでも内容で再び追撃しようとすると手裏剣を投げつけながら距離を取る香澄。
武者ザクは手裏剣を叩き落とすが距離を開けられてしまったので構え直すしかなくなってしまった。
『ほぉ・・・ただの人間の分際で粘るな・・・』
「おろ?喋った・・・んじゃ」
特に気にした様子も無く槍を回転させながら武者ザクに向かって火薬玉や煙玉を駆使して翻弄する香澄。
一方で
「香澄!」
香澄に隠れさせられた翼が助けに入るべく戻ろうとすると新之助が止めた。
「待て!翼!」
「離せ新之助!香澄が!」
「香澄ならあと3分は保つ!だから脱出路を確保するんだ!」
新之助がいう事ももっともだった。だが香澄一人にそんな事させるわけにはいかない。
翼も今すぐ出て行って香澄を助けたい。
そう強く願ったその時だった。
「え?これは?」
突如翼の付けているブレスが輝き始めたのだ。今までなかったことに驚く翼。
すると烈斗が懐から飛び出した。
『翼!それを使って正義の結界を作り出せ!』
「正義の結界?」
輝く父のブレスを見つめながら混乱する翼。だが烈斗の次の言葉で我に返った。
『それを・・・結界コントローラーを使って・・・俺になれ!俺に武身しろ!!』
「・・・結界・・・コントローラー・・・」
翼は結界コントローラーを構え烈斗を握り天に掲げた!!
「武身!烈斗ぉぉぉぉぉ!!」
翼の結界コントローラーが輝くと周囲に正義の結界が作られ翼の身体が変わった!
「く!」
香澄が仕込み槍を武者ザクに弾かれてしまうと壁に詰め寄られた。もう手裏剣も煙玉も火薬玉も無く打つ手がない。
『死ねええええええ!!』
「は!」
武者ザクの刀が香澄に襲い掛かろうとしたその時だった。
『でああああああああああああ!!』
香澄は目を疑っている。武者ザクを体当たりで吹っ飛ばす巨大な烈斗頑駄無の姿が・・・
『香澄!大丈夫か!?』
「その声・・・翼!?」
目を丸くしている香澄に烈斗頑駄無・・・いや翼が己の身体を確認すると・・・
『なんじゃこりゃあああああああああ!!』
烈斗頑駄無になっている己に仰天するのだった。
(くそ・・・意志は俺じゃねえのか!)
『烈斗?』
翼の頭の中で響き渡る烈斗頑駄無の声が・・・
(翼!ボーっとす
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