旧校舎のディアボロス
眷属知り合い、ドンドコ集まって結局宴会開始します。
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ゲヘヘヘヘ」」
――――帰れませんでした。物凄く聞き覚えのある、無駄に大きな声の会話が耳に入りましたから。
「……ハァ。何の用ですか? リゼヴィム、フリード。私、今それなりに機嫌が悪いンですが」
そう言って振り返ると、そこには案の定、銀髪のシスターと女性悪魔の銀髪レディースコンビが居ました。
銀髪のシスター。名をフリード・セルゼン。『最悪のエクソシスト』『変態』『教会の厄介者』『最強の祓魔師』『卑怯者』『異端者』『祓魔司女』その他にも諸々の二つ名を持つ、テンのキリスト教人外の者と真正面からタメ張れる最強の人間の一角です。戦い方によってはイレヴンともイイところまで行けますね。世界実力番付でも100位以内にくい込む猛者です。
銀髪の女性悪魔。名をリゼヴィム・リヴァン・ルシファー。先代ルシファーの娘で、現在冥界に数人しかいない超越者の一人にして、世界でも二十指に入るくらいの実力者です。
「まあまあ落ち着きなってマスター。カラちゃん、殺した訳じゃなくて、仮死状態にしただけだから。マスターもカラちゃんの書き置き見たっしょ?」
「まあそうですが。……ハァ。ま、いいですか。此処まで来たんです。折角だから家に寄っていきなさい。今、水晶コーラ位しか飲み物無いですけど」
「マジでマジかよマジですかぁ? ボクちゃん感激! 水晶コーラって何年もの〜?」
「オレッチも感激! あ、カラちゃんとミッテちんとドナっちの分も貰っていい〜? ってか、オレッチ達が行ってもいいの?」
ちょっと潤んだ目で私を見てくる二人。何この娘達、めっちゃくちゃ可愛いんですけど。てか、貴女達がそんな事心配してるんですか?
「何言ってるんですか。二人共私の眷属で大切な家族なんですから、あの家は貴女達の家でもあるんですよ? 水晶コーラは五百年ものです」
「おっおっ (^ω^≡^ω^) おっおっ♪ ボクちゃんやフリードちんみたいなはみ出し者にまでそんな事言うのは碧羽クンくらいだね! そして五百年ものの水晶コーラ! 今から楽しみだねぇ!」
「楽しみ楽しみ!」
「そうですか。なら早速行きましょうか。我が愛しき友にして眷属。大鳩に奔王」
「「了解、我らが主様♪」」
そんなやりとりを三人でしつつ、二人と一緒に我が家に帰りました。
そして家に帰った私達を待っていたのは―――
「あら、おかえりなさい。お邪魔してますわよ?」
「どうも、お邪魔しています。我が主様」
「お邪魔してます。師匠」
「あ、お邪魔しております碧羽様!」
「お邪魔
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